1991年3月号 表紙:三浦理恵子
SOFT TOP20
1位は初登場の『信長の野望・武将風雲録』。満を持しての登場、貫禄の首位といったところか。信長シリーズでは、オレが一番ハマったのもこれ。
2位に『サーク2』が入ったものの、3位以下は『A列車で行こう3』『銀河英雄伝説2』『シムシティ』とSLGが続く。
TAKERUでは『T&Eセレクション』が首位。それ以下も、『ファルコムキャラクタCG』『MSXディスク通信'91年1月号』『MSXファンダムライブラリー8』とゲーム以外のものが健闘。
新作
ライトスタッフから『戦極』が発表された。これはシステムは共通で、データを変えることで戦国や中国、ファンタジーなどいろいろな舞台で戦えるようになっている。しかも、異なる世界観でも組み合わせて(戦国+ファンタジーなど)戦えるという斬新なシステムだった。
テキストアドベンチャーの『ゾーク』がリメイク。テキストアドベンチャーは難しくてねぇ……。
ボードゲームではガンダムの『ジークジオン』が登場。この頃はコンピュータゲームではなく、ボードゲームで本格派ガンダムが製作されていた模様。
特集
【信長の野望スペシャル】
シリーズ最新作『信長の野望・武将風雲録』発売を記念しての特集。ワンタイトルで20ページの特集を組んじゃうのだから、信長シリーズの人気の凄まじさが分かろうというもの。
ちなみに『信長の野望』の初期作品が出たのは1983年のこと。
How to Win
『プリンセスメーカー』は、このころはこんなにオレがハマルとは思わなかった。結局、プレステ版も含めて全シリーズプレーしている。
他に『続ダンジョンマスター』『ブライ下巻』『ルーンワース2』『三国志2』『サーク2』『大戦略3'90』も。
RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第3話
ミュルミドンとの戦闘でリーダーのテューレが死亡。連載3回目で死亡するとは、かなりレアなケース。
でも、このリプレイを読む限り、オレのサークルなら間違いなく血を見るような喧嘩になっていた(プリーストが回復の手間を惜しんだのが原因だった)。SNEの人たち、もうちょっと協調して遊ぼうよと思ったもんである。
なおストーリーは、ミュルミドンに囚われていた村人を救出に成功した。
SLG WORLD
SLGに限らず「遊び」について考えるというもの。
福袋
『ドラゴンナイト2』のHow to Winだけという大盤振る舞い。ドラナイには勢いがあった。
コミック
『天下統一 外伝』:後編
付録
【ダイナソア完全攻略読本】
この付録はしっかりと使わせてもらった。きちんとダンジョンマップにも書き込みをしていたりする。それぐらい、このゲームはやり込んだってこと。
なお、新作『ロードモナーク』の発表もあったが、こちらは未プレー。
その他・備考
各機種のゲーム大賞を選ぶスピリッツ・オブ・ジ・イヤーの発表。アーケードは『ファイナル・ファイト』、X68000は『ラグーン』、PCエンジンは『ワルキューレの伝説』、メガドライブは『スーパーモナコGP』、ゲームミュージックは『パーフェクトコレクション イース2』。X68000の『ラグーン』だけコンシューマではメジャーになっていないような気がする。