1988年10月号 表紙:姫乃樹リカ
SOFT TOP20
『イース2』が2ヶ月連続でトップ。
『ラストハルマゲドン』がついに登場して2位。今にして思うと、こんな理不尽に難しいゲームが、何で支持されたのだろうか?
このころはファルコム系のアクションRPGが人気で、ラスマゲ的な本格派RPGは少数派だった。
エニックスの当時の十八番のADVで『アンジェラス』が3位に。
新作
『ディガンの魔石』が登場。現在とは比べるべきもないが、当時はこのグラフィックの美麗さに息を飲み「さすがパソコン!」と唸らされたものである。こういう記事を読み返すと、当時の思い出が鮮明に蘇ってくる。
『ディアブロ』というゲームが紹介されているが、現在の『ディアブロ』とは全く違うパズルゲームだったりする。
『名監督2』というプロ野球SLG。ジャイアンツに呂がいるのが微笑ましい。
特集
【ファンタジーゲーム特集】
ファンタジー特集ということで巻頭は発売間近の『ロードス島戦記』。
他にも『マスターオブモンスターズ』や『カオスエンジェルス』(笑)も扱われており、広くファンタジーゲームを特集。
また、パソゲーのみならずトールキンや水野良などのファンタジー小説の解説もあり。このへんのコンプのセンスがすごく好きだった。今のゲーム雑誌じゃ、とうていできそうもない誌面作り。
この他に『ソーサリアン追加シナリオvol.1』『アークス』も。
How to Win
『維新の嵐』は攻略法というより、リプレイを通じて、ゲームの中身を面白おかしく紹介するというもの。
『アンジェラス』はエニックスのサスペンスアドベンチャー。
当時のエニックスはファミコンではドラクエ、パソコンではアドベンチャーゲームという感じでプラットフォームごとに作品を使い分けていた。オレとしては、このころのアドベンチャーゲームを移植してほしいところ。
『イース2』もあり。
RPGリプレイ
『ロードス島戦記3』:第2話
こちらのリプレイは文庫にもなっているので詳しい紹介も必要ないだろう。
SLG WORLD
『A列車で行こう2』
おなじみのA列車シリーズである。
だが、こちらの「2」は現在のシリーズとはだいぶ違っている。列車を目的地まで到着させるという目的があり、しかもゲームクリアという概念もあるのだ。
現在のような会社経営SLGになるのは「3」から。
福袋
MSXのエロゲーのショボさといったら…
それよりも気になるのが、福袋の裏表紙「美少女図鑑」を描いているのが、あの「あらいずみるい」だったということ。う~ん、人に歴史あり。
コミック
『イース』第6話
『マーシー』第5話
付録
【ラストハルマゲドン裏マニュアル】
この当時の飯島健男(現・パンドラボックス社長)には勢いがあった。
その他・備考
ピンナップは『トップをねらえ!』のノリコ着せ替え人形。今にして思うと、とんでもないことやっている…(とくにアニメ服)。
アイドルクラブにて、小泉今日子や荻野目洋子らに混じってチャイルズが登場。オレ的には外すことのできない「アイドル」ですな。
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