1989年7月号 表紙:小川範子
SOFT TOP20
『スタートレーダー』『信長の野望・戦国群雄伝』『維新の嵐』といったトップどころ。光栄・ファルコムの牙城はなかなか切り崩せない。
6位にX68000版の『アフターバーナー』が入っている。
新作
『ヴァリス2』が登場。主人公の麻生優子をイメージキャラとして、アイドルオーディションをやるなど積極的な展開を見せた。でも、今では…
他社のゲームをパロった『探偵団X』が登場。『イース』や『R-TYPE』など、かなりメジャーなタイトルをパロってたのに、堂々と商業流通していた。今じゃコナミに間違いなく訴えられるだろう。
ガイナックスの『電脳学園』が登場。このころは、まさかあんな事件に発展するとは、誰も思っていなかった。
特集
【激突!SLG VS RPG特集】
当時のパソゲー業界を最も端的に表しているような特集。RPG(ファルコム)とSLG(光栄)がトップカンパニーだった。とは言いつつも、オレはどちらかというとADVの方を中心に遊んでたけど。
『ワンダラーズフロムイース』『天下統一』が登場したのは、このころ。
『スサノオ』『ライヒスリッター』といったRPGを出しているエニックスだが、このころのゲームってコンシューマに移植されてたっけ?
他に『シュバルツシルト2』『ダークレイス』『ガンシップ』『ローグ・アライアンス』『大戦略3・グレートコマンダー』『キューティーハニー』『大海令(パワーアップキット付き)』『太平洋の嵐(追加シナリオ・バンディッツ)』『珊瑚海海戦』も。
How to Win
『信長の野望・戦国群雄伝』『水滸伝・天命の誓い』とリプレイだけの攻略法。
『水滸伝・天命の誓い』は、これで最終回。
RPGリプレイ
『ロードス島戦記3』:第11話
小説版ではなかった竜騎士になったシーリスのカットがある。なお、本編の方はニースがさらわれたところ。それと『ルーンマスカー』の話題も。10年以上経ってるけど、このお話、続きはどうなってるんだろうか?
今号から「RPGの王国」というTRPGコーナーができた。
そこに登場した新作RPGは『TOKYO CITY 1989』。『WARPS』のサプリメントらしいが、よく知らない。
SLG WORLD
レビューは『水滸伝・天命の誓い』と『銀河英雄伝説』。どちらも原作もののゲーム。
銀英伝はファミコン版をやってすぐに懲りたけど、水滸伝はやったことがない。そもそも、三国志タイプのゲームでは原作のイメージ通りにいかないような気がすると思っていたから。レビューでも、その辺の所を指摘している。
福袋
『PINKY PONKY』『エンジェル・ハーツ』とエルフゲーム特集。このころからエルフのゲームはグラフィック面で抜け出ていたと思う。
それにしてもファミリーソフトも『韋駄天いかせ男』なんてエロゲーを出していたんだ。ブランドネームと大きく食い違ったタイトルだ。
コミック
『イース』:第15話
付録
【サーク冒険全書】
『サーク』をプレーしたのはMSX版だったけど、MSXでは一番やり込んだゲームだと思う。オレはイースタイプのアクションRPGはやらないのに珍しい。
その他・備考
裏表紙の広告がFM-TOWNSの広告になったが、そのイメージキャラクタとして「カケフ君」が抜擢された。ファミコンゲームにもなったりして、カケフ君は高城剛よりもサイバーなキャラクタである。
ちなみに富士通のパソコンのイメージキャラクタには他に南野陽子、宮沢りえ、高倉健、木村拓也などが選ばれている。
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