1991年11月号 表紙:牧瀬里穂
SOFT TOP20
『アトラス』『栄冠は君に2』とアートディンクがワンツー。『A列車で行こう3』もロングセラーとなり、すっかりアートディンクも人気ソフトメーカーの仲間入り。
3位は『生中継68』でコナミのゲームである。
TAKERUはMSXに移植された『ソーサリアン』。やはり、ソーサリアンは強しである。
新作
『ウィザードリィ6』にあたる『ウィザードリィ ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージ』が登場。これまで、幾多の「名作」洋ものRPGがアメリカンテイスト満点ゆえに、コケてきた歴史を見てきた。なのに、ウィズも同じ轍を踏むことに…末弥キャラに馴染んでいたオレは大ブーイング。これを境に、オレはウィズから遠ざかることになる。
『アークス3』は、さらにグラフィックが美麗になって登場。オレが初めてプレーしたアークスも「3」だった。でも、全然、印象に残ってない…
TRPGでは『フォーチュン・クエスト』が登場。原作は面白いけど、実際にプレーすると…いかがなものか。
カードゲームでは『信長の野望・武将風雲録』が。中身はともかく、2800円という価格設定は…いかがなものか。
コンプRPG
「コンプRPG月報」が新連載。毎月、コンプRPGに関する情報を載せていく。今月号は、コンプRPGの大黒柱(になっていく)『ルナル・サーガ』について。
特集
【システムソフト疾風怒濤大総覧】
新作ラッシュとなるシステムソフトのソフト。
まずはコンプではおなじみの『ロボクラッシュ』が、ようやく98へ移植。次いで『天下統一2』も登場。「2」から「3」が10年も隔てたが、「1」から「2」はわりと早かったのだ。
そして、オレ的に最も印象深いのが『プレイメーカーフットボール』。誤ってシステムディスクをフォーマットしてしまい、プレーすることができなかった。中古で買ったから、ユーザーサポートも受けられなかったし。
【ブランディッシュ】
2号続けての特集。単独タイトルでのこの扱いは、さすがファルコムといったところ。実際にこのゲームは面白いらしいし…オレは未プレーなんだけど。
How to Win
光栄の新作は歴史物ではなく『ヨーロッパ戦線』。相変わらず(?)88版から出す徹底ぶり。
他に『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『サーク ガゼルの塔』『アルシャーク』『ヴェインドリーム』『シムアース』『ルーンワース3』も。
RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第11話
反帝国運動組織と合流した一行は、いつの間にか皇帝失脚を目論むようになる。特に反皇帝でもなかった一行なのに、なぜか帝国=悪というイメージにとらわれ、なんとなく皇帝を打倒しようという雰囲気になってしまった。
SLG WORLD
コンプSLG班の十八番、マルチプレイについて。実際にマルチプレイをやったことがあるけど、当時の「一台のマシンをみんなで使う」というマルチプレイでは、かったるくてやってられない。やっぱ、オンラインじゃないと。
(一応、補足しておくと当時のマルチプレイってのは、一台のパソコンでゲームを起動して、一人ずつ順番に操作していったのだ)
福袋
How to Winは『きゃんきゃんバニー・スピリッツ』
コミック
『ダンジョン・マスター』:第1話
栗橋伸祐によるマンガ。『ダンジョン・マスター』とは正直言ってネタ的に古いのだが、でもこのマンガは面白かった。このマンガに騙されて、思わずダンマスを買ったが…。キャラデザも栗橋伸祐なら、もうちょっと面白かったかも。
『ムーンクエスト』:第7話
付録
【ロードス島戦記】
なんとも直球なタイトルの付録。『ロードス島戦記2』の攻略をメインに、X68000版『ロードス島戦記』の紹介とOVAのお話。
その他・備考
押井守のこれでもくらえは『オルゴール』。美麗なグラフィックがアニメーションするというのは、当時としては強烈で、またこういった処理ができるのもFM-TOWNSだけだった。なのに、TOWNSはNECの牙城を崩すことができなかった…
『パンゲア』連載終了。ここでは触れていなかったが、連載当時は読んでいた。でも、もう中身は忘れてしまった。
0 件のコメント:
コメントを投稿