1992年7月号 表紙:高橋由美子
SOFT TOP20
『三国志3』が3ヶ月トップで強さを見せつけた。2位は『太閤立志伝』。『ふしぎの海のナディア』は3位に。88専用の『英雄伝説2』は息切れして7位に後退。
TAKERUのトップ『リューヌ伝説』はポプコムから出ている。ポプコムの他、テクノポリスやログイン、コンプとパソゲー雑誌が開発に携わる(名前をクレジットする)ゲームは結構あったのだ。
ファンタジー小説は『グイン・サーガ39 黒い炎』がトップ。
TRPGは『アート・アルケミー』がトップに。ベスト20に入っているゲームの中で、プレーしたことがあるのは『AD&Dプレイヤーズハンドブック』だけ。それだけ数多のゲームが発売されていたということ。
新作
『AD&Dアイ・オブ・ザ・ビホルダー』が登場。ビホルダーといえば『バスタード!!』に登場した土下座衛門。ジャンプ連載時はビホルダーだったのに、コミックスでは名前もフォルムも変わってしまった。なんでだろ?
『卒業』が登場。プリメが多人数になったと言ってしまえばそれまでだが、目新しさもあって結構ヒットした。
野球SLGが『スーパー野球道』『ミスタープロ野球PERFECT』『ダイヤモンドプレイヤーズ』と3本も登場している。
3D主観モードの『ウルティマ アンダーワールド』がアメリカで登場。ウィズの不甲斐なさとは対照的に、ウルティマはどんどん斬新に、そして面白くなっていく。
コンプRPG月報
コンプRPG Vol.3が発売された。コンプ的に最大に盛り上がるのは、やはり『クリスタニア・コンパニオン』の発売であろう。クリスタニアの包括ルールなのに、表紙は魅力度18のフィランヌ。可愛い子は美味しい役どころだ。
特集
【夏の最新ゲーム徹底分析】
『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』『大戦略4』『ドラゴン創世記』を扱っているのだが、いつもとレイアウトが変わっている。誌面の上下に画面写真を配し、本文はテキストベースで解説書みたいな雰囲気になっている。でも、思い入れのゲームはなかった。
How to Win
『三国志3』のリプレイでは南が劉備を。信長の時も南は織田家だった。なんだかんだで主人公をやるのだから、可愛い子は美味しい役どころ。
他に『ロードス島戦記2』『ふしぎの海のナディア』『英雄伝説2』『シュバルツシルト3』『マイト&マジック3』『F-19ステルスファイター』『ソードダンサー』『ロボクラッシュ98』『天下統一2』も。
RPGリプレイ
『黄金伝説クリスタニア』:第4話
騎士団長への疑いを証明するために、騎士団長の家に潜入して証拠を探し出す一行。だが、ドルトムントの失策で証拠は入手できず。しかも、依頼主のレミリアは騎士団長の息子と無理矢理結婚させられ、恋人のレスリーは出奔という踏んだり蹴ったりの結末に。
扉絵はミーア。うるし原智志が描くところのミーアは、かなりHな感じのする美人で、前号では色仕掛けまでした。でも、実は能力値的には魅力度は7しかなく、パーティではミュルミドンのドルトムントに次いで低かったりする。
SLG WORLD
巻頭は星飛雄馬の野望。ネタがつきてきたのか?
福袋
『DE・JA2』が登場。ラストのオチはともかくとして、これは面白かった。これの続編をやりたいが、最近のエルフはこういうゲームを出してくれない。
この頃は裸のグラフィックがあっても「18禁」と「非18禁」とに分かれていた模様。
コミック
『リスティス』:第3話
『ダンジョン・マスター』:第6話
『ムーンクエスト』:第15話
付録
【噂の新作】
コンプに縁がある新作として『フォーチュン・クエスト』『魍魎戦記MADARA』『ソードワールドRPG』が登場。ソードワールドはスーファミ版もあるが、オレ的にはパソコン版の方が面白かった。
信長の新作について、画面写真も情報も出てきていないが、コンプが勝手な予想記事を書いている。でも、城単位で管理されるという予想は当たっている。
他に『プリンセスメーカー2』『銀河英雄伝説3』『ファイナル・ファイト』『KO世紀ビースト三銃士 ガイアの復活』『ウルトラマン』『バトルテック』も。
その他・備考
『ヴェインドリーム2』が発売延期。その理由は池亀社長が過労で入院したため。
この頃は「UFOキャッチャー」の攻略法なんてのもあった。オレはUFOキャッチャーは一切やらないから、どんなもんなのかは良く知らないけど。
衛生デジタルラジオのPCMジパングの広告は、かなりHな感じ。
押井守のこれでもくらえは『マイト&マジック3』
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