表紙:イラスト
VD HOT NETWORK
ビデオがらみのニュース。
夕張ファンタスティック映画祭の企画が進行中との記事がある。
スティーブン・スピルバーグとアンブリン・エンターテイメント
やっぱりスピルバーグは魅せてくれた!:稲田隆紀
スピルバーグ&アンブリン・エンターテインメント作品全記録:竹入栄二郎
この時期に『太陽の帝国』が劇場公開されていた。
そして、スピルバーグが監督・製作に携わったアンブリン・エンターテインメントの作品についての解説。あわせて日本での配収も一覧表になっている。
興味深いのは、スピルバーグは『E.T.』がビデオソフト化に乗り気ではなく、劇場でのリバイバル上映を望んでいた、という一文。
��この時点ではまだ『E.T.』のビデオは発売されていなかった)
この時期は、まだソフト化の売り上げの方が軽視されがちだった、ということなのだろうか?
見るも良し!眺めるも良し!なめるほど見て見て…よろし!:淀川長治
��号より連載が始まった淀川長治による記事。
記事中「おおビデオさま!」とあるように、ビデオで見られる過去の名画を紹介している。
わたせせいぞうのTRY TO REMEMBER
ショーン・コネリーと「007」
わたせせいぞうのイラストとテキストによるエッセイ。
Film Oddessey
80年代の女として輝くキム・ベイシンガー
森瑤子、里見恭助、和久本みさ子
ビデオで見るコスチュームデザイナー:川本恵子
セシル・ビートンとその衣装
すり切れるほど見たい!
時任三郎、宮崎萬純、小野みゆき、吉田まゆみ、高田純次
各著名人が「ビデオがすり切れるほど見たい」映画をオススメする。
YAスター研究
ハリウッド期待の青春スターとかつての青春スターたち:おかむら良
1988年当時の若手青春スターと、昔の青春スターを対比させている。
目次にある「YAスター」って、どういう意味かは書かれていない(本文中には出てこない)。
特写・素顔のケビン・コスナー:大森さわこ
『アンタッチャブル』で大ブレイクしたケビン・コスナーの特集。
記事によると、1988年には『ザ・シンプル・トゥルース』で歌手デビューしてる。
「ゆきゆきて、神軍」「私をスキーに連れてって」賛否激論大特集
対照的(と言っていいよね)な2本を取り上げて、各々の作品について賛否の感想を述べるというもの。
当時から『私をスキーに連れてって』が鼻持ちならないものと受け止められていたのが心地よい。
少女が輝く10本の映画:大林宣彦
大林監督が選ぶ10本の映画。
あくまでも"映画"なので、ビデオ雑誌なのに、ビデオ化されてない映画が半分を占めている…。
続最も危険な鏡 パゾリーニ初期作品メモ:長谷川集平
黒木永子インタビュー:秋本鉄次
3号続けて黒木永子の記事が。
ようやくビデオで発売される『スターヴァージン』と、映画『フライング/飛翔』について。
『フライング/飛翔』の撮影中に手を怪我したことについても触れられている。
ロイド・カウフマン直撃インタビュー:塩田時敏
ロイド・カウフマンが『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』のロケハンで東京に来たところをインタビュー。
ページ余白に、おそらくロイド・カウフマンが描いたものと思われるスケッチが載ってるが、そこに「KABUKI MAN」なるものが描かれている。
��『カブキマン』は1990年にアメリカで公開)
南町J'S BAR:いしかわじゅん
私をスキーに連れてって
��号より連載が始まったいしかわじゅんのイラストとテキストによるエッセイ。
『きまぐれコンセプト』ってこの頃からあったんだ。
映画マニアック講座
タバコ:典厩五郎
電話:蘭童セル
バイク:石川芳雄
恋愛講座②ベッドシーン:丸茂ジュン
PAUSE Video Days Information(読者コーナー)+プレゼント
ジャズの本を出した日本たばこサン、次は映画の本を出してネ
パイオニアから、4面連続再生可能プレーヤーが発売!
New Video Pick Up
期間中に発売される新作ビデオの簡単なレビューと発売元や値段などのデータ。
ビデオ専門マガジンっぽい企画だけど、キネ旬的なこだわりのあるレビューだったんだと思う。よくわかんないけど。
あなどれないアイドルたち:藤井徹貫
当時のアイドルビデオやアイドルのミュージックビデオのみ扱っている。
この記事も3号より連載が始まったのだが、3号では目次に載っていない上に、記事内で取り上げたビデオの一覧も無い、なんともイレギュラーな扱い。
これが未公開の玉だ:伊藤勝男
焼肉、たらふく喰ってイッキに観たい
フィルム・ノワール映画祭講演会誌上採録:内藤陳、原田真人、石川春美
1988年2月に渋谷で行われたフィルム・ノワール映画祭の講演会の文字起こし。
ネットで調べた範囲ではフィルム・ノワール映画祭については調べられず…。
ヤングのためのディレクター・チェック
ジョン・フォード
ジョン・フォードの作品について、ビデオのリストともに紹介。
Audio Visual Days
AVインテリア講座:長田号
10万越えのビデオデッキやCDプレーヤー、FAXを持ってる設定だけど、PCもスマホも持ってないのが時代を感じさせる。
AV結線術:長濱貞治
TV最新活用術:潮晴男
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