1988年12月号 表紙:本田理沙
SOFT TOP20
『ラストハルマゲドン』がついに首位に。
2位が『きまぐれオレンジロード』。原作の強さを遺憾なく発揮したといったところだろうか。
3位以下に『ドラゴンスピリット』『リターン・オブ・イシター』が入っているが、いずれもX68000用。この時ばかりは、X68000って良いなと思った。ナムコのゲームはX68000のグラフィック機能を引き出すのにピッタリのマシンだった、という印象がある。
っていうか、X68000用のゲームが売り上げ上位に食い込むなんて、今では信じられないことである。
新作
『ゴーファーの野望エピソード2』『ヴェイグス』といった硬派なSTG・ACTが登場。このころのパソゲーって、意外とコンシューマっぽいっていうかゲームの構成比率が多ジャンルにわたっていた。
『カラテカ』が98に移植決定。
特集
【ロールプレイングゲーム特集】
なんといっても、『デス・ブリンガー』であろうか。このゲームの画面を見たときは、やりたくてしょうがなかった。だが結局、入手できず。コンシューマに移植される気配もなし…なんてこった!
『ウィザードリィ4』が取り上げられているが、ゲームの内容には一切踏み込まず「ウィザードリィフェア」の模様を伝えているだけ。でも、ウィズでこういうイベントが催されたというのだから、やはり時代を感じさせる。
他に『戦国ソーサリアン』『イース3』『マイト&マジックBOOK2』『アドバンスト・ファンタジアン』も。
How to Win
『サイオブレード』『きまぐれオレンジロード』は、おなじみのAVG GALSのリプレイ。当時のアドベンチャーゲームはストーリーを追っていくコマンド選択タイプが多かったので、ネタバレにならないように工夫しているのが伺える。
また、同じSLGでも『維新の嵐』は相変わらずのすちゃらかリプレイだが、『マスターオブモンスターズ』はマップごとにきちんと攻略しており、その対比がなんとなくおかしい。
RPGリプレイ
『ロードス島戦記3』:第4話
ファリスに到着しエト王が登場。前回のニースといい、歴代ロードスとのシンクロが図られている。
SLG WORLD
『太平洋の嵐DX』
今も変わらないが、パソゲーのSLGってのは超硬派というイメージがある。その最右翼といえるのが、『太平洋の嵐』シリーズ。 オレは、この手のシリーズは基本的にプレーしていない。
福袋
1988年度のエロゲー大賞を決めるというのだが、時代の流れとは恐ろしいものである。
『天使たちの午後』って、このころからあったんだ。
コミック
『イース』第8話
『マーシー』第7話
付録
【ロードス島戦記裏マニュアル】
その他・備考
読者参加ゲームの『トップをねらえ!』は優秀な成績を収めると、自キャラがイラスト化される。しかも、そのイラストを手がけているのが貞本義行! 羨ましいシステムだ。
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