1989年4月号 表紙:森高千里
SOFT TOP20
『信長の野望・戦国群雄伝』『スーパー大戦略』『水滸伝・天命の誓い』とSLGが金銀銅を獲得。いずれのシリーズも今でも続いている。
なお、5位には『テトリス』がジワリとランクイン。
新作
『サーク』が初登場。『イース』のバッタモン臭さは拭えなかったが、その面白さは後に証明されることになる。
『ハイドライド』『イース』『サイキックウォー』が海外進出。でも、いずれのゲームも海外で大ヒットという報せは聞いていない。
特集
【シミュレーションゲーム特集】
おなじみの『信長の野望・戦国群雄伝』『水滸伝・天命の誓い』のリプレイが開始。
『大戦略3』と『マスターオブモンスターズ・マップコレクション』のシステムソフトコンビも攻略。
驚かされるのは、『銀河英雄伝説』『野球道』『ファースト・クィーン』が登場しているということ。信長や大戦略もそうだが、80年代に登場したゲームが、世紀を跨いで未だにシリーズとして続いているのだ。
他に『キングオブマジック』も。
How to Win
『ロードス島戦記』『ウィザードリィ4』『ピラミッド・ソーサリアン』の攻略。SLG特集だったので、こちらはRPGのみ。
『スタートレーダー』はゲーム画面しか上がっていないのに、ページを割かれている。この当時、日本ファルコムはそれだけのブランドだったということである。
RPGリプレイ
『ロードス島戦記3』:第8話
小説では壮絶死を遂げたオルソンであるが、リプレイでは魂の水晶球で復活。
ゲーム的にはありかも知れないけど、小説ではやっぱり死んだままの方が良い感じ。っていうか、シーリスって強いオンナだ。
SLG WORLD
『スーパー大戦略』
シミュレーションゲーム劇場としては、これにて終了。
でも、このSLG特集のコーナーは続いている。
ログインもだが、当時のパソゲー雑誌は硬派SLGの特集に面白いものが多かった。ゲームの数が少ないせいもあるが、こういう濃い連載を現在のゲーム雑誌にも求めたいもの。
DPSの特定のゲーム(ガンパレなど)の扱いでは、こういう臭いがあるけど。
福袋
『キューティーハニー』『魔浄理子』の永井豪ゲーム特集。ただし、現在のようにエロに特化したゲーム(18禁という区分もなかったし)ではないので、これをエロゲーといっていいものかどうか…?
それにしても『魔浄理子』の広告に使われているPLAYBOY風のアメリカンな女子は、いったい何者なのだろうか? ゲーム性とは全く関係ないキャラなんだけど…
ちなみにPC-エンジンのコーナーでも『凄ノ王伝説』が取り上げられており、さしずめ永井豪特集号といった様相となっている。
コミック
『イース』:第12話
『マーシー』:第11話
付録
【RPG&AVG&Hスーパーヒントブック】
なんか、実もフタもない名前の付録である。
中身は攻略法を記したページとQ&A形式のヒント集。こういうQ&A方式の攻略法って、当時の雑誌では結構見られたもの。
その他・備考
『妖怪変紀行』が発売を無期延期するという全面謝罪広告を出している。誌面を使って大プッシュしていたというのに、酷い話である。ちなみに、このゲームが発売されたという話は聞かない。
アイドルクラブでは「深津絵里=高原里絵」ということが紹介されている。なんで芸名が2つあったんでしょ?
0 件のコメント:
コメントを投稿