どいつもこいつも 創刊号
表紙:?
裏表紙:?
『どいつもこいつも』の創刊号。
巻頭は『SWORD MASTER』というPC-ENGINEのゲームの紹介。
PC-ENGINEはハードは所有してたけど、あんまりゲームをやった記憶がない=このゲームの記憶は皆無。
なお、表2にあるごあいさつを見ると、この創刊号が出たのって『アルシャーク』が出てから2年も経ってたのね(会社設立から3年半とのこと)。
この当時、PC-ENGINEの『エメラルド・ドラゴン』を開発中だったみたい。
どいつもこいつも 創刊号
表紙:?
裏表紙:?
『どいつもこいつも』の創刊号。
巻頭は『SWORD MASTER』というPC-ENGINEのゲームの紹介。
PC-ENGINEはハードは所有してたけど、あんまりゲームをやった記憶がない=このゲームの記憶は皆無。
なお、表2にあるごあいさつを見ると、この創刊号が出たのって『アルシャーク』が出てから2年も経ってたのね(会社設立から3年半とのこと)。
この当時、PC-ENGINEの『エメラルド・ドラゴン』を開発中だったみたい。
その昔、「闘うパソコンゲームマガジン」というキャッチフレーズを冠する、パソコンゲーム雑誌が存在した。
その名は「コンプティーク」
『ロードス島戦記』にSLGリプレイ、『トップをねらえ!』、そして福袋と当時のコンプティークにはオレの青い想い出が凝縮されている、そんな雑誌であった。
だが、オレが引っ越しするにあたって、古雑誌と化したコンプティークを処分しなければならない。
無念といえば、あまりにも無念である。
そこでオレが所持しているコンプティークについて、想い出に浸ったり特集記事を紹介したりしよう、というのが当コンテンツの趣旨である。
攻略記事などの役立つ情報は一切ないが、昔のパソゲーやTRPGに想い出がある人なら、このおもいがつたわるんではなかろうか。
なお、オレが所持しているのは1988年7月号から、「誌面大刷新」が行われる直前の1992年12月号までである。
また、表紙写真を掲載したかったが、フラットベットスキャナを持っていないので実現に至らず。これだけが心残りである。
――ってなことを、昔やってたんだけど。
せっかくなので、このブログで復活させてみました。
なお、攻略情報を期待してこのブログに来るとガッカリします。ブログレスGoogleなどを使うことをオススメします。
Special thanks to 地鶏さん
この「ワゴンセールのはてに…」の更新も約半年ぶりとなる。
この半年間、サラリーマンへのジョブチェンジしたため、なかなかゲームショップをハシゴするという時間的・体力的余裕がなかったのである。
転職直後は能力値が低くて深い階層まで潜れないのは、『ウィザードリィ』と一緒である。
でも、ここ最近はわりと体力的な余裕も出てきたし、くわえて今日は3連休の中日ということもあって時間的な余裕もあった。
というわけで、久しぶりにワゴンセールを求めて市内を旅してみることにした。
まず最初に訪れたのは、書籍の二次販売に一石を投じているB。
ゲームには、さほど目を引くものはなかったのだが……
ジャンクコーナーで驚くべきものを発見。
『ハイスクール奇面組』のLPレコード(懐かしい響きだ)が、ジャンクコーナー無造作に山積みされていたのだ。
『ハイスクール奇面組』といえば、『少年ガンガン』にて連載中であるが、このレコードは『週刊少年ジャンプ』の黄金時代にアニメ化された当時のものである。
この『ハイスクール奇面組』のレコード、何がスゴイって主題歌を当時人気絶頂期だったおにゃんこクラブの「うしろゆびさされ組」が歌っていたってこと。
(唄については、「うしろゆびさされ組」のアルバムでも聴いてくだされ)
ジャンプ黄金期を支えた『ハイスクール奇面組』、しかも主題歌がおにゃんこクラブとなれば……もしかして、これってレアもの?
レアものかもしれないと思いつつも、店頭では特に気にもかけず、一旦、自宅へ帰宅。
だが、この「ワゴンセールのはてに…」を制作中に、「レアものかもしれない」という気持ちが次第に高まっていき……ついに財布を握りしめて、またもやBへと向かってしまった。
ところが! なんと、再びBを訪れたときには、すでにレコードは売れた後であった……
この間、僅か3時間ほど。
この僅かな時間に、某所という限られた地域のBという店に、私と同じ考えを持っていた人間が、少なくとももう一人はいたということに私は戦慄と感動を覚えたのであった……
『ハイスクール奇面組』のレコードは買えなかったが、それ以上に貴重なブツを入手することができた。
以前も重要拠点として取り上げたTである。
Tでは店頭で文字通りのワゴンセールを行っていた。
このワゴンセール、いわゆる在庫処分なのだがバラエティは非常に豊富であった。
ワゴンセールの雄、スーファミソフトとセガサターンソフトが売られているのはもちろんのこと、100円以下でファミコンソフトも売られていた。
今日び、ファミコンソフトといえば不当な投機対象となっているのが常であるが、Tではファミコンソフトを100円以下で販売しているのだ。
まさに「ファミコンショップ」の鑑ともいえる店である。
他にも、(おそらくサーチ済みであろう)トレーディングカードや、なぜか「ZOO」のアルバムが50円で売られていた。
昔、「館ひろし」のアルバムが100円で売られているのを見たことがあるが、50円とは……っていうか、トレカと同じ値段かよ。
他にも、シングルCDはみんな20円で売られていた。太っ腹である。
と、これだけ前振りをしておきながら、ワゴンセールの中から購入したのは「こねこもいっしょ」のストラップだったりする……
ワゴンセールは、この程度であったがファミコンソフト売り場では、驚くべきものを発見した。
その名も『流れ花お流 花札遊侠伝』 という脱衣花札ゲーム。
ゲーム内の描写にはとりわけ厳しい任天堂ハードで、こんな脱衣ゲームが出ていたなんて? と疑問に思うが、仕掛けは簡単。任天堂からのライセンスを受けていなかったのだ。
これまでも話のタネやとして聞いたことはあるが、実物を見るのは私も初めて。
ちなみにカートリッジの形状は、やや台形っぽくて、いかにも任天堂のライセンスを受けていないってカンジだった(笑)。
話のタネとして面白そうなので購入しようかと迷ったが、1480円という微妙な値段が最終的に購入をためらわせた。
以上、購入を見送ってばかりいた私であるが、ついに私の興味を大いに引いたゲームに巡り会った。
それはPC-ENGINEの売り場であった。
探していた……
長年、探し求めていた。
PC-ENGINE版『ときめきメモリアル』!
しかも、不当な高額ではなく1580円という妥当な値段で。
これまでにも、私の故郷や帝都への出張の折りにも、PC-ENGINE版『ときめきメモリアル』が売られているのを発見していた。
だが、そのいずれもPC-ENGINEというハードの現状を考えると、不当としか思えないような高額(中には定価以上の場合もあった)で売られていたため、どうにも私の食指が伸びずにいたのである。
だが、1580円ならば買える。
というわけで、買いました。
これで「PC-ENGINE版はやったことないくせに…」という後ろ指を指されずに済む……とはいえ、PC-ENGINEのCD-ROM2は持っていなかったりするのだが。
ついに、ようやく念願の『ときメモ』を購入できて意気揚々……と言いたいところだけど、『ハイスクール奇面組』のレコードを買い逃したことだけが心残り。
今日の教訓「見つけたら、買え!」
『ハイスクール奇面組』のレコード
『流れ花お流 花札遊侠伝』
『こねこもいっしょ』ストラップ
PC-ENGINE版『ときめきメモリアル』
『ときめきメモリアル2』のドラマCDセカンドシリーズの発売が始まったので、私はCDショップを見て回ったのだが……。
言うまでもなく田舎な某所のためか、どこのレコード屋を見てもドラマCDが置いていない。
っていうか、売り場の総面積に比例して、扱っているCDが圧倒的に少ないのだ。
ほとんど新譜以外のCDは買えない(置いていない)という状況。
「なんてこった!」
ってなわけで、今、私はネット上で購入できないかと模索している最中である。
どこに行っても見あたらないの、なんとなく以前も取り上げたTへと向かう。
何か面白いブツはないかな、と思って。
すると、なんと『サクラ大戦3』の『巴里歌謡全集』が売っているではないか。
目的のものとは違ったが、どこのCDショップにも置いていなかった代物だけに、思わず私は購入を即断。
とても良い買い物をしたなと、このときは思っていたのだが……
ドラマCDは買えなかったが、『巴里歌謡全集』を買えたので、すっかりと気分が良くなった。
天気も良いので、もう少しいろんな店を回ってみようと思い立つ。
すると某Bの隣に、ひっそりとたたずむ一軒の店を発見。
「マルチメディアリサイクルショップ」を謳い文句としているSである。
マルチメディア(苦笑)を謳う以上、何か面白いものでもあるかもしれないと思い、とりあえず店内を覗いてみた。
「マルチメディア」を謳うだけあって、とりあえずAV機器やパソコンも扱っていた(とは言えカウンターに置いてあるノートパソコンが二台だけだったが)。
なんじゃこりゃ、と思いながらCD売り場へと足を運ぶと。
ラインナップ的には、普通の中古CDと変わらないような気がするのだが……
そこで、面白いものを発見。
『西部警察』のテーマ曲集が450円で売られていたのだ。
しかも、その背後には『西部警察2』『ゴリラ』『ゴリラ2』、そして『館ひろしベストアルバム』が並んでいた。
『西部警察』ファンの私にとっては、たまらないラインナップである、っていうかこれは明らかに確信犯の並べ方である。
店主のツボを押さえたCDの配置に、思わず私は『西部警察』テーマ曲集を購入してしまった。
この店はリサイクルショップと銘打っているだけあって、CDや古本以外にも、古着やスポーツ用品、楽器などいろいろなアウトレットグッズを売っている。
そういうアウトレットグッズをかき分けて進んでいると、唐突に視界に入ったのは……な、な、なんと、『ときめきメモリアル』のジグソーパズル。
ジグソーパズルのアウトレットも扱っているのかと思って、周囲を見渡した私は次の瞬間、度肝を抜かれた。
なんと、そこの一帯は『ときめきメモリアル』グッズを一手に扱っていたのである。
ジグソーパズルはもちろん、ピンズ(コンプリート済み)やトランプ、マグカップなど、今となっては入手が困難なグッズが山のように。
まさに「ときメモのサンクチュアリ」と呼ぶに相応しい。
そんなサンクチュアリの、きわめつけが「紐緒閣下おやすみシーツ」!!!!!
どういうわけか、おやすみシーツは閣下の分しかなかったのだが、とにかく閣下のシーツが売られていたのである。
こ、これは困った……いつもの私なら躊躇なく買っていたことであろう。
だが、つい先ほど 『巴里歌謡全集』を買ったばかりである。
しかも、今の私は一応、単身者とはいえ世帯主であり自由に金が使えるような生活はできない。
さらに言えば「リサイクル」品である……シーツのリサイクル品……
迷うこと、しばし……私は無念の涙をのんで、今回は購入を見送ることにした。
この決断に要した苦渋のほどを理解していただきたい。
悔しい。
これほど悔しい思いをしたことが、今までにあったであろうか。
ときめもグッズの山
『巴里歌謡全集』
『西部警察』総集編
| 西部警察 総集編 価格:¥ 2,039(税込) 発売日:1996-01-21 |
私は今年の春より大学を卒業して社会人になる。
しかも住み慣れたS市を離れ、津軽海峡を渡って某所での就職となる。
よって、今後は別天地でのワゴンセールに趣を寄せてみたいと思う。
住み慣れた土地を離れてエッセイを書くなんて、まるで旅行記のようだが、さほど優雅なものではないのがサラリーマンの悲しい業である。
なお、当ホームページでは私のプライバシー保護のため、勤務地を「某所」と記している。
全く初めて訪れる土地で土地勘がないので、まずはタウンページを眺める。
現在のタウンページは「ゲームショップ」という項目があることを初めて知り、ちょっとした衝撃を受ける。
だが、住所が分かっても肝心の、その住所がいったいどの位置にあるのか、という位置情報がなかったりもした。
というわけで、とりあえず道に迷わない程度に、市内を探索することにした。
市内ではとりあえず二店舗発見することができた。
チェーン店ということで販売形態も似ており、良く言えば買い物がしやすい、悪くいえば個性がなかった。
ところが……。
私はチェーン店の一方で『サクラ大戦3』と『ときめきメモリアル2 対戦ぱずるだま』と『ときめきメモリアル2 Substories Leaping School Festival(以下サブスト2)』を買おうと思ったのだが、あいにく『サクラ大戦3』と『サブスト2』の方は売っていなかった。
というか、全体的に商品が少ないという印象が否めなかった。
そのくせして、高額な箱なしファミコンソフトが文字通り「ワゴンセール」になっていたりするのだが。
なかなか、マニアックな店構えで興味をそそる店舗である。
市内では珍しく古本屋ながらも中古ゲームも扱うという販売形態である。
そのくせして誰が買うのか分からないギターなんかも置いてあったりして、注目度は高いのだが……。
いかんせん、「トレーディングカード」も扱っているため、いつも店内は中高生に支配されており、ゆっくりゲームを見ていられない。
機会があれば、じっくりと探索してみたい店の1つではある。
なお、この店でも箱なしファミコンソフトが高額でワゴンセールされていた。
言わずと知れた、書籍の再販制度に一石を投じている、あの店のチェーン店である。
ここにも申し訳程度にファミコンソフトが扱われていたが、この店ならではの値付けで私的にはやや納得。
もっとも、あの投げやりな販売方法では誰も買わないだろうけど。
それよりも、私の興味をそそったのはBの電化製品部門Hの方である。
パソコンや関連商品も売られているのだが、そこのジャンクコーナーにPC-8801があったのだ。
動作保証すら分からない状態だが、手元に資金があれば食指がのびそうな物であった。
同時に、ジャンクコーナーには売れないCDやゲームソフトなども乱雑に並べられていた。
この辺は、面白いブツが掘り出せる可能性もあるので、後日日を改めてじっくりと調査してみたい。
とにかく品揃えが凄まじい。
ファミコンはもちろんのこと、16bitの旧世代機から全て揃っているのである。
携帯型PCエンジンなんて、情報としては知っていたが現物を見るのは、この店が始めてである。
今回は顔見せ程度だったので、ざっと見て回っただけであったが、この店もじっくりと探索する必要がありそうである。
ちなみに懸案となっていた『サクラ大戦3』と『サブスト2』は近所のスーパーマーケットで買うという、このエッセイの趣旨に合わない緊急措置で入手している。
PC-8801のジャンク
携帯型PCエンジン
なし
市内での探索が主であった当コンテンツであったが、今回はC市への遠征を試みた。
目的はもちろん、レアなアイテムを発見することである。
田舎のオモチャ屋には、時として思わぬアイテムが眠っていることがあるのは、すでに実証済みである。
ならば、さらなる田舎であるC市ならば、さらに驚くべきアイテムが隠されているのではなかろうか、と判断したわけである。
JRで揺られること40数分、目的のC市へと到着した。
元々、この町の郊外には祖母が住んでいるため、そちらの方面に関しては、ある程度の地理は知っている。
その一方で、古くからのオモチャ屋などがある市街地の方には、ほとんど行ったことがない。
だが、その市街地のオモチャ屋には私には忘れられない想い出があった。
私的クソゲー筆頭の『フロントライン』を買ったのが、このC市のオモチャ屋なのである。
15年ほど前に祖母に連れられた時の記憶を頼りに、私は市街地へと足を運ぶことにした。
市街地を目指す前に、まずは駅沿いの通りにゲームショップがないかと周りを見渡す。
私の記憶では、この近辺に『Zガンダム・ホットスクランブル』を中古で買った店があったはずなのだが……残念ながら、発見することができなかった。
幸先の悪いスタートに、土地勘のない土地。
不安要素を抱えたまま、私は薄れた記憶と方角だけを頼りに、市街地を目指すことにした。
見覚えのない町なのだが、不思議なことに歩いている方角には自信があった。
クソゲーの帰巣本能とでもいうのだろうか。
しばらく歩いていると、商店街が目に付いた。
この商店街には見覚えがあった。いや、正確にはおぼろげな記憶がある。
商店街を道なりに進んでいくと、正面左手の方角には白い大きな建物が見えてきた。
私の記憶が正しければ、これはCデパートのはずである。
私は自分の方向感覚と記憶力の確かさに小躍りしたい気分で、Cデパートを目指した。
ところが……Cデパートは、とっくの昔に潰れていたらしい。
今は、持て余した巨大なたたずまいをそのままに、廃墟同然にそこに建っているだけであった。
C区のSは閉店後、すぐさま大型家電店が入店することになり、その巨大な建物は、市のIT戦略化のシンボルとなろうとしている。
だが、こちらのCデパートは新たなテナントが入る予定すらなく、ただただそこに巨体を横たえているだけである……なんとも、哀れな姿である。
Cデパートといって思い出深いのは、祖母に『ドンキーコングJr』を買ってとお願いしたのに、祖母が『ドンキーコング』を買ってきたことであろうか。
この手のミスで年間、数万人の老人が孫の信頼を失っているという話は寡聞にして聞いたことがないかもしれない。
Cデパート倒産はショックだったが、まだ近辺にはオモチャ屋がある。
幸い、Cデパートとは交差点を挟んで正面にオモチャ屋が健在であった。
記憶の中と変わらないたたずまいに、私はホッと胸を撫で下ろし、オモチャ屋を訪ねたのだが……。
どうにも様子がおかしい。
ペットの姿が目に付く。
なんだ、これは……?
と思い、店内を眺めてみると、なんとオモチャ屋がペットショップに変わっていたのである。
……『戦場の狼』と間違えて『フロントライン』を買ったこと、『マイティ・ボンジャック』を買おうと思って『ソロモンの鍵』を買ったら案外面白かったこと、などなど……。
幼い日のファミコンの想い出が走馬燈のように蘇っては消えていった。
結局、この近辺ではオモチャ屋を発見することができなかった。
栄枯盛衰、諸行無常とはこのことなのだろうか……などと考えながら、私はとぼとぼと家路についたのであった。
なし
なし
今日はN区の中でも、私があまり足を運ばない北方を探索してみようと思った。
いつも某所へ行く途上で見かけるゲームショップがあり、それが気になったからである。
自宅を出て北上している途上で、迂闊にも私はアイスバーンで転倒してしまった。
これは数年ぶりの雪面での転倒で、私が世紀を跨いで維持してきた不転倒記録も、これで潰えてしまった。
ついでといってはなんだが、転倒した際に受け身を取ったため、右掌がざっくりと切れて血まみれになってしまった。
それと痛打した腰が今でも痛い。
目的の店へ向かう途上、うらぶれたオモチャ屋を発見した。
「田舎のオモチャ屋には宝物が眠っている」
とは定説である。
だが、こういう小さい店構えの店は足を踏み入れるのはともかく、何も買わずに店を後にするのは気が引けたりする。
店に入るべきか否か逡巡したのだが、店の入り口に「スーパーファミコン大特価」と張り紙がしてあったのを目撃した。
「せっかくだから、オレはこの店に入るぜ」
ってな感じで、店を訪れることにした。
店内は一昔前の駄菓子屋のような作りになっており、プラモデルや駄菓子、オモチャなどが陳列されていた。
そういったオモチャの中に、キン肉マン(無論、スグルだ)のぬり絵があったりして、思わず私の胸を熱くさせる。
そして広くもない店内を見て回っていると、確かにスーファミソフトのワゴンセールが行われていた。
だが、そのワゴンの足下には……なんと、無造作にファミコンソフトが床に置かれているではないか。
ワゴンセールとはワゴンに入った廉価販売だが、このように床に置かれている販売方法は何というのだろうか……?
床に置かれていたソフトは『信長の野望・武将風雲録』『水滸伝』『ランペルール』『テクモボウル』そして『トップストライカー』の五本だけ。
しかも、どういうわけか値付けは『トップストライカー』だけが500円で、残りは1000円だった。
というわけで、最も廉価な『トップストライカー』を購入。
ナムコのサッカーゲームなのだが、珍しく「ファミリー」が付かない代物だった。
また、その脇にはメガドラ、PCエンジン、セガサターンもワゴンセール。プレステとドリキャス、N64はなかった。
思わぬところで思わぬ買い物をした私は、その後、ようやく目的の店にたどり着いた。
店の名前はCといい、一般的なゲームショップといえる店構えであった。
値付けに関しては、かなりまともな価格帯といえる。
スーファミソフトは、だいたい1000円程度で、『スーパーファイヤープロレスリング』にいたっては180円だった。
このゲームがこの値段なら、お買い得であろう。
また、セガサターンソフトに関しては販売価格からさらに10%値引いていたり、ゲーム市場のニーズにあった販売をしている。
サターンのゲームは今でも遊べるゲームがあるので、これはお勧めである。
もっとも、ファミコンは『ソロモンの鍵2』が2480円だったりと、相変わらずファミコンは価格帯が高めに設定されている。
Cではコナミだけ別コーナーを設けていた。
そこではベスト化された『ときめきメモリアル・ドラマシリーズ』も扱われていたが、それらはいずれも2280円だった。
中古にしては割高だが、メモラーの私としては嬉しい値付けだった。
『プライベートコレクション』などがワゴンセールの常連になっている、現在のゲーム市場は私にとって悲しいのだ。
ときメモシリーズは常に定価販売されていてほしい、と切に願っている。
売り場の中央にはショーケースがあるのだが、なぜかそのショーケースは「説明書がコピー用紙」というバッタモン紛いのものばかりが扱われていた。
普通、ショーケースは目玉商品を扱うものだと思うのだが……
そのショーケースの中で、一際私の目を引いたのが『ワンチャイ・コネクション』。
フッくんが主演するクソゲー常連のこのゲームであるが、なんと80円という値段で売られていたのである。
100円以下で買えるゲームは、これまでも雑誌等では見たことはあったが、実物を肉眼で目撃したのはこれが始めてである。
しかも、この話にはオチもある。
箱・説明書完備品は280円で売られているのだ。
つまり、『ワンチャイ・コネクション』は箱と説明書に200円分の価値があるということなのだ。
クソゲー中のクソゲーという評価を受けた『デスクリムゾン』は、逆にクソゲーゆえにプレミア価格が付いている。
だが、同じクソゲーの『ワンチャイ・コネクション』は説明書以下の扱いを受ける羽目となってしまったとは……。
陽の目を見てプレミアが付くクソゲーもあれば、陽の目を見ることもなく不当と言うより、もはや暴虐とも言える値段で売られてしまうクソゲーもあるのだ。
なお、本来ならワンチャイを買って、そのレシートをここに掲載すべきだったのだろうが……
私にはショーケースを開けてもらう勇気がなかったので、結局、280円のワンチャイを買ってしまった……
クソゲーを買ってしまった後悔と、店員さんに言い出す勇気を振り絞れなかった後悔とで、二重の慚愧に捕らわれている私なのであった……
80円で売られている『ワンチャイ・コネクション』
| ワンチャイコネクション 価格:¥ 8,190(税込) 発売日:1994-11-22 |
Amazonで扱われているワンチャイの定価をご覧いただきたい。
『トップストライカー』
280円の『ワンチャイ・コネクション』