1990年2月号 表紙:CoCo
SOFT TOP20
『キャンペーン版大戦略2』が首位。『大戦略3』が出ているのに、純粋に新作とはいえないこのゲームが首位になるとは大戦略恐るべし。
2位が『遙かなるオーガスタ』、3位は『ディスクステーション・スペシャルクリスマス号』と地味な展開。
年末商戦を控えて(クリスマススペシャルなんて出てるけど)、新作が少ない期間だったようである。
新作
『ロードス島戦記・福神漬け』『あーくしゅ』が登場。こういう自社ゲームのパロディも、ひっそりと流行っていたりした。後に『あまらんしゅ』とか『SDスナッチャー』とかも出る。
『野球道2』が登場したがTAKERU専用というのが意外だった。合わせてMSX版の「1」もTAKERU専用に。
特集
【日本一のHow to Win】
特筆すべきは、やっぱり『三国志2』の初登場だろうか。超期待の新作ということで、発売前だというのにシステム解説からリプレイの準備など、力が入っている。
また『エメラルド・ドラゴン』『プールオブレイディアンス』『天下統一』と、 この辺からオレもプレーしたゲームが多く出てくるようになった。まだ、このころはオレはMSXしか持っていなかったのだ。だから、古いゲームは未プレーのものが多い。
How to Win
他に『セレクテッド・ソーサリアン』『無限の心臓3』『T&T』『ブライ』『ダークレイス』『アークス2』『メルルーン』も。
RPGリプレイ
『漂流伝説クリスタニア』:第4話
ようやくクリスタニアに到着。神獣の存在が明らかに。このあたりから読者は、ルールはロードス島戦記RPGだけど、違うゲームなのだなと感じるようになってきた。
ただし、フォーセリアワールドであることに変わりはないのだけど。
SLG WORLD
レビューは『斬』とファミゲーの『不如帰』。
不如帰は面白かった。だが、大名の後継ができないため、まさに全国統一間近というところで病没し、統一できなかったという苦い想い出がある。まさに人生五十年である。
福袋
Hゲーム大賞は『ポッキー』が。グラフィックが命であるということを如実に物語る結果である。
ついに『ドラゴンナイト』が登場。ここからエルフの快進撃が始まる。いや、マジな話、このころからどんどんエルフのゲームはグラフィックが向上していって、売り上げも右肩上がりになっていくのだ。
『電脳学園2』も出ております。
コミック
『トップをねらえ!NeXT GENERATION』:第3話
シリウス星人に捕らえられた同級生を救うために、マリナ達がマイクロガンバスターで出撃。NeXT GENERATIONの世界ではガンバスターの技術は未知のものとなっているので、マイクロガンバスターの攻撃力は圧倒的であった。
『ルーンワース 星の勇者』:第6話
付録
【ドラゴンスレイヤー英雄伝説ガイドブック2】
【「ルーンワース 黒衣の騎士 極楽漫遊記】
その他・備考
『ブライ』発売直後の飯島健男にインタビュー。ショップでは『ドラゴンナイト』に売り上げで負けていたが、全国的には『ブライ』の方が売れるはずと鼻息荒かったが…結果は、次号で。
『電脳学園3トップをねらえ!』で出題するクイズを読者から募集。
ロバート“トレボー”ウッドヘッドのエッセイが。
X68000ゲームのカタログが。これを見て「パソコンってスゲーな~」とため息をついたものである。
『フォーチュン・クエスト』の広告を見て思ったこと。パステルの肩書きがマッパーになっているが、今時、この言葉が通じる人なんているんだろうか?
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