1992年4月9日木曜日

1992年4月号

1992年4月号 表紙:小田茜



SOFT TOP20
 トップは『関ヶ原』。以前も書いたと思うが、自分が意図したことが実行できなくて、もどかしいゲームだった。2位から4位には『ロードス島戦記2』『幻影都市』『ウィザードリィBCF』とRPGがランクイン。
 TAKERUでは『RPGツクール』『Dante2』とRPGコンストラクションがワンツーに。みんな、オレ同様にRPGの自作を夢見ていたのだね。
 今号からファンタジー小説とTRPGの売り上げランキングもスタート。
 ファンタジー小説では菊池秀行の『D-昏い夜想曲』がトップ。TRPGでは『蓬莱学園の放課後』がトップ。



新作
 X68000に『グラディウス2』の移植が決定。このころのコナミは硬派といわれていた。出すゲームはACTかSTGがほとんどだった。
『スーパー野球道』が登場。これは、かなりやり込んだ。当時のジュニアオールスターでMVPになった鈴木一朗を鍛えまくって、9番ライトで起用したのも懐かしい想い出。


コンプRPG月報
 コンプRPGVol.2が発売。『ルナル・サーガ』のエフェメラが大人気のようで。
 新作TRPGでは『三国志2』のカードゲームが。中身はともかく、3300円というのは破格の高値。さすが光栄といったところか。


特集
【'92ソフトハウスBIG3】
 この栄えあるBIG3に選ばれたのは光栄、ガイナックス、日本ファルコムの3社であった。
 光栄は『三国志3』『太閤立志伝』『信長の野望・武将風雲録』のリプレイ3本立て。信長は伏兵の織田南の勝利で幕。『太閤立志伝』の場合、どんなリプレイよりも自分のプレイが一番楽しい。
 ガイナックスは『ふしぎの海のナディア』と『プリンセスメーカー』。プリメは最終回にして、ようやくプリンセスに。でも、このゲームはプリンセスになることだけが目的じゃないんだよね。
 トリのファルコムは『ドラゴンスレイヤー英雄伝説2』『ぽっぷるメイル』『アドバンスト・ロードモナーク』。英雄伝説2はクリアしたはずなのだが、どんな内容だったか全く思い出せない。


How to Win
『ロードス島戦記2』は前号で一気に攻略してしまったが、一転、今号ではリプレイの続きからになっている。ゆえに中身は前号と重複している。
 他に『ロボクラッシュ98』『天下統一2』『ウィザードリィBCF』『ポピュラス2』『幻影都市』も。


RPGリプレイ
『黄金伝説クリスタニア』:第1話
 前回のキャンペーンで戦死したテューレ(1991年3月号参照)が今回も登場する。テューレを蘇生するためにかかった費用を借金として抱えてしまい、それを返済するために「黄金峡」を目指すというのが冒険の発端。


SLG WORLD
 戦国合戦バトルロイヤルは三増峠の戦い。


福袋
 エルフから『天神乱魔』が登場。例の事件によって当局のチェックが厳しくなる中、エルフは独自に「成人向け」バージョンと「一般向け」バージョンを出すようになった。で、『天神乱魔』はその第1弾。
 How to Winは『華麗なる人生 みなさんのおかげです。』
 例の事件に関する読者の意見も載っている。で、担当ライターの私的意見と断った上で見解も述べられているが…コンプの正式コメントはなし。


コミック
『ムーンクエスト』:第12話


付録
【少年コンプ Vol.2】
 今回はコンプ本誌に復帰を果たした『ダンジョン・マスター』が巻頭に。


その他・備考
 '91コンプティークソフト大賞の応募開始。
 スーパーファミコンのCD-ROMアダプタが発表された。だが、これが実現されることはなく、いつの間にかプレイステーションが発売されて……
 今月も未来ちゃんがサポート。扱っているのは『レミングス』
 小川範子のエッセイ「おっこらせ日記」が終了。


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