1992年10月号 表紙:三浦理恵子
SOFT TOP20
今月も『大戦略4』がトップ。2位が『三国志3』、3位が『スーパー野球道』と順位は変われどもトップスリーのメンツは変わらず。
TAKERUでは『電脳倶楽部 51号』がトップで相変わらず安定して売れている。
ファンタジー小説は『アルスラーン戦記9 旌旗流転』がトップに。この9巻が出てから10巻が出るまでに7年もかかっている。待ちくたびれて、今ではすっかり話の中身を忘れてしまった。
TRPGは『クロムビート』がトップ。
新作
アイルというソフトハウスから『マハ・バラタ』というインド風のRPGが。このアイルってのは、あのアイルのことなのだろうか?
『Ms.DETECTIVE ファイル#1 石見銀山殺人事件』はサイキックディテクティブシリーズのデータウェストから。こちらはアニメではなく実写である。でも、実写ものが当たった試しはないけれど、これはどうだったのだろうか?
コンプRPG月報
汎用RPGの基礎ルール『ガープス・ベーシック』が登場。ものぐさなオレは、他のルールを覚えるのが面倒くさいので、全てのゲームをガープスに統一すればいいのにと思ったものである。でも、ガープスを推進するグループSNE本体が、いろんなルールを出して、ガープス一本にまとめる気がないのだからどうにもならない。
特集
【ゲームで楽しむ原作の快楽】
角川お得意のメディアミックス展開しているゲームについて。
巻頭は大御所『銀河英雄伝説3』
『ウルトラ作戦 科特隊出撃せよ!』はウルトラマンが来る前の科特隊と怪獣の戦闘をシミュレートしたものという、なかなか興味深いテーマ。でも、これが話題なった憶えはないな…
他に、コンプに縁のある『魍魎戦記MADARA』『フォーチュン・クエスト』『地球防衛少女イコちゃん UFO大作戦』
【裏特集 卒業】
今号から、コンプが特にお勧めする1つのタイトルだけを取り上げるコーナーが登場。で、その第1弾に選ばれたのが『卒業』。でも、中身はいつものHow to Winのリプレイ記事だった。
How to Win
『プリンセスメーカー2』は相変わらず画面写真がないが、町人の簡単なプロフィールが紹介された。なぜか、プリメの脇役キャラにはプロ野球の外国人選手の名前が多い。しかも、かなりマイナーな選手。
信長シリーズの最新作がパッケージのイラストだけ公開。このころは、まだ『信長の野望5』という仮称だった。
他に『三国志3』『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』『ふしぎな海のナディア』『英雄伝説2』『シヴィライゼーション』『ドラゴン創世記』『ロボクラッシュ98』『大戦略4』『天下統一2』『ロードス島戦記・福神漬け2』も。
RPGリプレイ
『黄金伝説クリスタニア』:第7話
黄金峡へ行くための資格とは何なのか、それを探し求めて旅を続ける一行。街道を歩いていると、牙の部族の青年と出くわす。彼は、牙の部族の成人儀式のために死んでくれ、とグラントに無茶な要求をふっかける。結局、サシの勝負では勝てないと悟ったグラントは、フェインデスを使って死んだふりをする。ところが今度は、殺した死体を喰わなければならないと、また無茶な要求をする牙の部族の青年なのであった。
SLG WORLD
『茶水風雲録』というデマゲームのデマ記事でお茶を濁す。
福袋
アリスソフトへのインタビュー。
ゲームでは『雀ジャカ雀』登場。エルフゲーということで、これも買った。でも、イカサマでなんとでもなるという大味なゲームだった。
コミック
『リスティス』:第6話
『ダンジョン・マスター』:第9話
『ムーンクエスト』:第18話
付録
【パソコンで遊ぶTRPGのすすめ】
前号ではTRPGの付録をつけ、今度はパソコンで遊べるTRPG。まるで前号の付録が、今号の付録の前フリみたい。オレ的な考えとしては、パソゲーがTRPG の代替になるものではないし、その逆にTRPGがパソゲーの代替になるものだとも思っていない。でも、きっかけとしてどちらかのゲームを遊ぶのはアリだと思う。
ここで扱われているのは『ソード・ワールドPC』『AD&Dチャンピオンズ・オブ・クリン』『忘れえぬ炎(ビヨンド・ローズ・トゥ・ロード)』
その他・備考
バトルテック・センターというテーマパークがオープン。コクピットに乗り込んで、他プレーヤーの敵機と戦闘するというもの。なかなか面白そう。
ミス・リリアの杉本理恵が『7人のオタク』に出演していたとは知らなかった。
『ストリートファイター2』のテレビCMで春麗役を水野美紀が演じていたのは有名な話。
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