1992年11月9日月曜日

1992年11月号

1992年11月号 表紙:Qlair



SOFT TOP20
 98に移植された『英雄伝説2』がトップに。88専用の『蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史』は2位止まり。『大戦略4』は3位まで後退。『ファイナルファイト』はX68000版のみだが、安定してチャートの上位を占めている。
 TAKERUでは『電脳倶楽部 52号』がトップ。これって、なんでこんなに売れるんだろう?
 ファンタジー小説は『フォーチュン・クエスト7 隠された海図(上)』がトップ。さすがの人気。2位にはSLGリプレイのメンツを主人公に据えた『偽書信長伝 秋葉原の野望・巻の上』が。
 TRPGは『バトルテック メック戦闘ルール』。これはルールが難しいのでプレーしなかったが、リプレイの方は楽しく読んでいた。



新作
『ライフ&デス2』が登場。今回は脳外科手術。着眼点の馬鹿馬鹿しさと、妙なこだわりがアメゲー的。
 悪党が主人公の『ディーアーク』が登場。実はオレ、これは続編もプレーしている。
 アメリカのホラー映画のナビゲータを勤める『エルヴァイラ』が主人公の同名ゲームが登場。この人が出た映画を観た憶えがあるけど、キャラの濃さと反比例して印象が薄い。


コンプRPG月報
 おなじみのコンベンションが行われた。今回も漫画家を呼んでのプレーをしている。
 今月の新作は少なく、ツクダホビーから『戦国ふぁいとボードゲーム』『装甲騎兵ボトムズ バトリング』が出ている。


特集
【年末ソフト完全ガイド】
 タイトル通り、年末・年始に出るゲームのカタログ。コンプに縁のある人が、自分の注目しているゲームについて意見も述べている。
【裏特集 マイクロプローズ】
 マイクロプローズは『パイレーツ』『シヴィライゼーション』やフライトSLGを開発しているアメリカのソフトハウス。どんなに評価の高いゲーム群であっても、オレには全く無縁なソフトハウスである。


How to Win
『大戦略4』のリプレイはソロプレイに。担当が四谷であるということに、他のメンツが気に入らないらしい。で、次号からは勝者が担当することに。ライターはギャラが痛いことだろうが、読者はその方が楽しい。
『プリンセスメーカー2』は、ようやくパッケージイラストが公開。今号から、漫画家がプリメのイラストを描いたエッセイを載せることに。今号は伊東岳彦。
 他に『卒業』『銀河英雄伝説3』『三国志3』『ふしぎの海のナディア』『大戦略4』『ロボクラッシュ98』『ブランディッシュ2』『ロードス島戦記・福神漬2』『モンキーアイランド』も。


RPGリプレイ
『黄金伝説クリスタニア』:第8話
 牙の部族に喰われるところだったグラントだったが、神獣ブルーザを召喚し、牙の部族を説得したことによって、髪の毛を失っただけで済んだ。だが、まだ黄金峡への道は開けていない。


SLG WORLD
『偽書信長伝 秋葉原の野望・巻の上』が売れたということで、こちらで特集している。


福袋
 ついに『同級生』が登場。といっても、「1」はあんまり思い入れがないのだけど。


コミック
『リスティス』:第7話
『ダンジョン・マスター』:最終話
 面白かったのに結構あっさりと終了。わかりやすい展開と絵柄がオレ好みだった。
『ムーンクエスト』:第19話


付録
【尾張信長新報 最新作『覇王伝』速報】
【信長カルトクイズ1000】


その他・備考
 FM-TOWNSのゲームでは声の入っているゲームが普及してきた。というわけで、ゲームの広告に声優の名前がクレジットされるようになってきた。
 ゲームミュージックフェスティバルというゲーム音楽のライブがあった。こういう企画があるということ自体、オレは知らなかった。
 押井守のこれでもくらえは『ウィザードリィ』…なぜか『狂王の試練城』
 この年に『プリティ・リーグ』が日本で公開された。トム・ハンクスは、この作品で再起して、今じゃオスカー常連俳優に…というのが、オレ的な見方。


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