1992年1月9日木曜日

1992年1月号

1992年1月号 表紙:西野妙子



SOFT TOP20
 日本ファルコム久しぶりのARPG『ブランディッシュ』が初登場でトップ。2位の『斬2』はウルフチームの戦国SLG。グラフィックは確かに綺麗だったが、それ以外に見るものがないゲームだった。
 TAKERUのトップは『麻雀マスター』。ダンマス風の3Dダンジョンで脱衣麻雀をやるので「マスター」。キャラデザは唯登詩樹なので、ちょっとやってみたい。



新作
 ガイナックスから『ふしぎの海のナディア』が登場。ガイナックスが自分の所のアニメをゲーム化するという流れが、これで完全に定着した。
 手術SLGの『ライフ&デス』が登場。オレは盲腸手術も成功できず、早々と挫折した。
 エニックスの十八番ADVの『ホーリーナイト』が登場。エニックスは優良なADVをたくさん持っているのに、なぜかコンシューマに移植してくれない。ドラクエなんかより、こっちの方が楽しみなのに。


コンプRPG月報
 季刊ということでコンプRPGのネタは少な目。
 新作TRPGでは『機動警察パトレイバーALPHONSE』が登場。ヒットしたアニメのTRPG化ってのは一時期、相当に流行った。あの『新世紀エヴァンゲリオン』もTRPG化されている。でも、それが原作並に面白いのかっていうと…


特集
【七つの伝説】
 コンプに縁のあるイラストレーターに気合いの入ったイラストを描いてもらい、ついでに関連作品の宣伝もするというもの…いや、趣旨は逆か(笑)。
 結城信輝(ロードス島戦記OVA)、うるし原智志(クリスタニア)、中村数宣(ロボクラッシュ)、桐嶋たける(ムーンクエスト)、池田恵(忍者家族 瑠璃丸伝)、中村博文(ゲートワールド)、貞本義行(ルナル・サーガ)というラインナップ。
【新春新作ゲーム大特集】
 光栄から待望の『三国志3』が発表。まずは、さわりということで基本システムから。そんなに三国志に入れ込んでいたわけではないが、光栄のこのシリーズはよく遊んでいた。
 日本ファルコムからは『ぽっぷるメイル』が。これまでのファルコム色とはやや異なり、メイルという女の子キャラが前面に押し出されたARPG。
 今号から『ロードス島戦記2』の攻略が本格化したが、なんとリプレイ形式での攻略に。しかも、リプレイといっても本当にプレイヤーが6人揃ったわけではないと思うが…でも、この方が読んでいる分には楽しかった。なお、パソゲー版ではスパークを最初から仲間にすることはできない。で、スパークに変わってショートという騎士が随行することに。
 他に『アドバンスト・ロードモナーク』『ブランディッシュ』『天下統一2』『幻影都市』『ヨーロッパ戦線』『ウルティマ6』『指輪物語第1巻』『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『関ヶ原』『ウィザードリィBCF』『らんま1/2』『KIGEN』『ファングス』『ヴェインドリーム』『レミングス』も。


How to Win
 特集をやってるのでお休み。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第13話
 打倒皇帝を目指す一行は神獣クロイセに会うために城に穴を開ける工事を開始。その工事に最中に皇帝側が送り込んできた強敵を相手にしボロボロ。でも、なんとか工事は完了。だが、そこに待ち受けていたのは真紅の皇帝であった。


SLG WORLD
『信長の野望・武将風雲録』のリプレイ記事が出来上がるまで。
「戦国合戦バトルロイヤル道場」というコーナーができた。これは歴史上の合戦をライターが指揮官になりきって、自分なりの戦い方を仮想シミュレートする、いわゆる「歴史ifもの」系の企画。ログインでも似たような企画があった。SLGゲーマーってのは、こういうのが好きなんでしょうか?で、選ばれた舞台は川中島の戦い。


福袋
『女教師・亜紀子』が登場。
「アノ」事件の影響で『ドラゴンナイト3』が発売延期に。だが、グラフィックは差し変わっていない…ある意味で貴重な画面写真かも?


コミック
『ダンジョン・マスター』:最終話
 短期連載ということで今月号で終わり。だが、好評だったので4月号から連載が再スタートすることに。まさに下克上。
『ムーンクエスト』:第9話


付録
【少年コンプ VOL.1】
 漫画雑誌としても軌道に乗ってきた『コミックコンプ』の出張版的な感じの付録。コンプに縁のある作家が原稿を寄せている。
【1992新作ゲーム総進撃】
 年末から年始にかけて発売されるゲームのカタログ。カタログをつらつらと眺めていると、いわゆる美少女キャラの含有率が高めだ。


その他・備考
 ミス・リリアこと杉本理恵のニューシングル『宇宙へ行こうGOGOGO』が発表された。
 押井守のこれでもくらえは『アトラス』。
『ブルトン・レイ』シナリオコンテスト2の大賞発表。
 松枝蔵人の新作『忍者家族 瑠璃丸伝』が連載開始。
 アーケードコーナーで「ピンボーラーへの道」が開始。この当時でも、ピンボールで遊んでる人って、あんまりいなかったような気がするけど。


1991年12月9日月曜日

1991年12月号

1991年12月号 表紙:杉本理恵



SOFT TOP20
『シムアース』がトップ、『アトラス』が2位に。ワールドワイドというか、グローバルなゲームがワンツー。3位は『ワイアラエの奇跡』が。ゴルフゲーは着実なセールスを記録する。
  なお、4位には『シャングリラ』が。エルフも新作を出せば、ランキング上位にくるようになった。
 TAKERUでは『ソーサリアン』が2ヶ月連続でトップ。さすが。



新作
『らんま1/2飛龍伝説』なのだが、原作よりもHっぽいような気がするのは気のせいだろうか?
 アートディンクからは『関ヶ原』が。テーマがテーマだけに楽しみにしていたのだが、なんだかシステムが理解しにくいというか、自分のしたいことが反映されにくいゲームなので挫折した。
 ウルフチームからは三国志ゲームの『天舞』が。これは逆に、適当にやっていても適当にクリアできてしまうという、トホホなゲーム。ちなみにオレは劉備、関羽、張飛の三人だけに兵力を持たせ、敵部隊を一つずつ潰して中原の覇者になった。


コンプRPG
 新作TRPGは「コンプRPG」月報に移転。
『ウォーハンマー』は話題になったような気がするが、でも未プレー。『スペース・アウトロー』のイラストが唯登詩樹っていうのが、ちょっとだけ気になる。


特集
【RPG大特集'91】
 年末恒例企画のRPG特集。だが、この年はSLGに押されていた印象がある。ファルコムの新作がないというのが、その印象をより強めている。そこで仕方がなく(?)エロゲーの『ランス3』が陽の目の当たるところに出てこれた。
 他に『ロードス島戦記2』『ウルティマ6』『指輪物語第1巻』『ウィザードリィBCF』『幻影都市』『ファングス』『KIGEN』『ごくらく天国』。
 ウィザードリィ、ウルティマのRPG二大巨頭と、ファンタジー小説の金字塔・指輪物語というラインナップがしぶい。
(当然、この当時は『ロード・オブ・ザ・リング』はなかったわけで)


How to Win
『太閤立志伝』が登場。このゲームは、まさに何でもできるゲームで、何度も繰り返し遊んだものである。プレーヤーの想像力とシステムが、何でもアリを実現していた。
 他に『信長の野望・武将風雲録』『ヨーロッパ戦線』『天下統一2』『プリンセスメーカー』『アルシャーク』『パワーモンガー』『ルーンワース3』。特集のRPGよりも、こちらの方が粒が揃っている感じ。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第12話
 帝国の執政官を拉致し、半ば強引に反帝国組織を革命軍に変えてしまった一行。成り行きながら賛同者も増えて、いよいよ革命の気運が高まる。


SLG WORLD
 サバイバルゲームについて。SLGと歩兵戦闘は切っても切れない、ってことなのか?


福袋
『ドラゴンナイト3』が登場。ドラナイシリーズでは、オレが初めてやったのがこれ。でも、とある事件により発売が少々延期になり、しかもグラフィックにも若干修正が加えられることに。
 How to Winは『2069AD』


コミック
『ダンジョン・マスター』:第2話
『ムーンクエスト』:第8話


付録
【ブランディッシュ】
 付録の表紙も本誌と同じく杉本理恵。
 付録で『ブランディッシュ』をやったので特集の方が寂しい内容に。また、ファルコムの新作『ぽっぷるメイル』と『アドバンスト・ロードモナーク』についても少々。


その他・備考
 ミス・リリアこと杉本理恵がセカンドアルバム『銀河の空想』をリリース。ついでに、桂三枝のザ・ラスベガスという番組にもレギュラー解答者として出ていた模様。
 今月のリセットちゃんは『ぷよぷよ』。リセットちゃんの作風にあったゲームでした。
 読者参加ゲームの『トップをねらえ!NeXT GENERATION』が終了。マンガより早く始まって、マンガより遅く終わった。


1991年11月9日土曜日

1991年11月号

1991年11月号 表紙:牧瀬里穂



SOFT TOP20
『アトラス』『栄冠は君に2』とアートディンクがワンツー。『A列車で行こう3』もロングセラーとなり、すっかりアートディンクも人気ソフトメーカーの仲間入り。
 3位は『生中継68』でコナミのゲームである。
 TAKERUはMSXに移植された『ソーサリアン』。やはり、ソーサリアンは強しである。



新作
『ウィザードリィ6』にあたる『ウィザードリィ ベイン・オブ・ザ・コズミックフォージ』が登場。これまで、幾多の「名作」洋ものRPGがアメリカンテイスト満点ゆえに、コケてきた歴史を見てきた。なのに、ウィズも同じ轍を踏むことに…末弥キャラに馴染んでいたオレは大ブーイング。これを境に、オレはウィズから遠ざかることになる。
『アークス3』は、さらにグラフィックが美麗になって登場。オレが初めてプレーしたアークスも「3」だった。でも、全然、印象に残ってない…
 TRPGでは『フォーチュン・クエスト』が登場。原作は面白いけど、実際にプレーすると…いかがなものか。
 カードゲームでは『信長の野望・武将風雲録』が。中身はともかく、2800円という価格設定は…いかがなものか。
コンプRPG
「コンプRPG月報」が新連載。毎月、コンプRPGに関する情報を載せていく。今月号は、コンプRPGの大黒柱(になっていく)『ルナル・サーガ』について。


特集
【システムソフト疾風怒濤大総覧】
 新作ラッシュとなるシステムソフトのソフト。
 まずはコンプではおなじみの『ロボクラッシュ』が、ようやく98へ移植。次いで『天下統一2』も登場。「2」から「3」が10年も隔てたが、「1」から「2」はわりと早かったのだ。
 そして、オレ的に最も印象深いのが『プレイメーカーフットボール』。誤ってシステムディスクをフォーマットしてしまい、プレーすることができなかった。中古で買ったから、ユーザーサポートも受けられなかったし。
【ブランディッシュ】
 2号続けての特集。単独タイトルでのこの扱いは、さすがファルコムといったところ。実際にこのゲームは面白いらしいし…オレは未プレーなんだけど。


How to Win
 光栄の新作は歴史物ではなく『ヨーロッパ戦線』。相変わらず(?)88版から出す徹底ぶり。
 他に『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『サーク ガゼルの塔』『アルシャーク』『ヴェインドリーム』『シムアース』『ルーンワース3』も。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第11話
 反帝国運動組織と合流した一行は、いつの間にか皇帝失脚を目論むようになる。特に反皇帝でもなかった一行なのに、なぜか帝国=悪というイメージにとらわれ、なんとなく皇帝を打倒しようという雰囲気になってしまった。


SLG WORLD
 コンプSLG班の十八番、マルチプレイについて。実際にマルチプレイをやったことがあるけど、当時の「一台のマシンをみんなで使う」というマルチプレイでは、かったるくてやってられない。やっぱ、オンラインじゃないと。
(一応、補足しておくと当時のマルチプレイってのは、一台のパソコンでゲームを起動して、一人ずつ順番に操作していったのだ)


福袋
 How to Winは『きゃんきゃんバニー・スピリッツ』


コミック
『ダンジョン・マスター』:第1話
 栗橋伸祐によるマンガ。『ダンジョン・マスター』とは正直言ってネタ的に古いのだが、でもこのマンガは面白かった。このマンガに騙されて、思わずダンマスを買ったが…。キャラデザも栗橋伸祐なら、もうちょっと面白かったかも。
『ムーンクエスト』:第7話


付録
【ロードス島戦記】
 なんとも直球なタイトルの付録。『ロードス島戦記2』の攻略をメインに、X68000版『ロードス島戦記』の紹介とOVAのお話。


その他・備考
 押井守のこれでもくらえは『オルゴール』。美麗なグラフィックがアニメーションするというのは、当時としては強烈で、またこういった処理ができるのもFM-TOWNSだけだった。なのに、TOWNSはNECの牙城を崩すことができなかった…
『パンゲア』連載終了。ここでは触れていなかったが、連載当時は読んでいた。でも、もう中身は忘れてしまった。


1991年10月8日火曜日

1991年10月号

1991年10月号 表紙:具志堅ティナ



SOFT TOP20
『栄冠は君に2』『GETEN』という硬派SLGがワンツー。3位は『銀河英雄伝説2DXkit』、4位は『プリンセスメーカー』、そして6位に『信長の野望・武将風雲録』と全てSLGだが、全てジャンルが異なっている。
 非SLGで健闘しているのが5位の『ELLE』。80年代後半に猛威を振るったRPGに元気がない。
 ついでにTAKERUも1位から『鋼鉄の騎士 鉄十字章』『大戦略3'90 拡張エディタディスク』『A3オリジナルデータ集1名鉄』とSLGばっかり。



新作
 アートディンクから『アトラス』が。当時のオレの印象は『大航海時代』の二番煎じっていう感じだった。
『ボクサーメーカー』という気になるタイトルが。女子ボクサーを育成するというゲームで、時代が違えば話題になっていたかもしれないゲーム。このころは話に聞いたこともなかった。
 馬ゲーこと競馬SLGの『優駿』が登場。ダビスタと、どっちが先だったのだろうか。
『D&D』からはエルフを扱った『アルフハイムのエルフ』が登場。高レベルエルフのための追加ルールがあるようだが、オレのサークルでこれが導入された憶えはない…。


特集
【ブランディッシュ】
 ファルコムは新作が出る度に特集してもらえるのだから羨ましい。ファルコムのARPGは『ワンダラーズフロムイース』以来、久々だと思う。
【ロードス島戦記2 五色の魔竜 ファーストミッション完全攻略】
 コンプの看板タイトルということもあって気合いが入っている。


How to Win
『コラムス』は攻略ではなくて、各誌女性編集者対抗コラムス大会の模様を伝えている。コンプは残念ながら4位。
 他に『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『サーク ガゼルの塔』『幻影都市』『アルシャーク』『ヴェインドリーム』『シムアース』『伊忍道』『ルーンワース3』『銀河英雄伝説2DX+kit』も。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第10話
 はねつき君を救出した一行は、はねつき君と計画書を携えて帝国領へ。


SLG WORLD
 独断と偏見で選ぶボードゲームということで、パソゲーではなくボードゲームを取り扱っている。


福袋
『ランス3』「はっちゃけあやよさん3』と「3」が続いている。
 エルフからは『シャングリラ』が。戦闘システムが『ドラゴンナイト4』に一部受け継がれているようだ。
 スーパーCGノベルということで『闇プロ乙女組』が連載開始。イラストは美龍。


コミック
『ムーンクエスト』:第6話
『天下統一』
 富士原昌幸。全然、ゲームと関係ないもの。多分、トップの休載に慌てたのであろう。


付録
【クリスタニアRPG2】
 クリスタニア・コンパニオン発売を前にして、ルールの改訂を行ったもの。とはいえ、ミュルミドンや神獣の民などのオリジナリティの高いものについては、まだ詳しく扱われていない。
 特別シナリオとして『人魚の涙』を収録。ゲームマスター講座としてTRPGの指南も書いてある。


その他・備考
 今月のリセットちゃんは『銀河英雄伝説2DX+set』銀英伝シリーズは、いったいどれだけの亜種があるんだ?
 ミス・リリアの杉本理恵は、リリアホールで行われたファルコムフェスティバルにてミニコンサートを行った。
『ロイヤルブラッド』はファミコン版が先行だったとは初耳だった。
 表紙を飾った具志堅ティナは、劇場版『サイレント・メビウス』でニセ香津美の声をあてていた(記憶がある)。


1991年9月9日月曜日

1991年9月号

1991年9月号 表紙:CoCo



SOFT TOP20
『エアーコンバット2』がトップ。この手のフライトSLGは好きな人は好きなんだろうけど、オレは全くダメ。難しすぎる。2位は『信長の野望・武将風雲録』。トップはコロコロ変わるが、このゲームだけは常に安定してチャート上位にいる。
 コンプ読者の人気を集める『アルシャーク』と『プリンセスメーカー』は、それぞれ3位と4位。
 TAKERUは『カクテルソフト増刊号』と『フェアリーテール海賊版』に挟まれて、『大戦略3'90拡張エディタディスク』が2位に。



新作
 ここでは言い尽くしたことかも知れないが、『バーズテイル2』『キングズクエスト5』の洋ゲーテイスト満点のグラフィックは、相変わらず濃い。第1印象で、かなりやる気が萎える。
 TRPGでは『真ウィザードリィ』が登場。追加ルールの導入で、より「ゲーム」っぽくなったのが印象的だった。なお、こちらはキャラデザが末弥純で、しっかりとウィズファンのハートを捕らえている。


特集
【激突 サイレントメビウスVSロードス島戦記】
 この頃のコンプを象徴する2作品が登場。ここで取り上げられている『サイレントメビウス』のコミックス版、劇場版、ゲーム版、小説版、『ロードス島戦記』のOVA、ゲーム版、小説版、リプレイ版、この全てにオレは手を染めていた(笑)。コンプに踊らされっぱなしである。
 ところで今さら気付いたことなのだが、FM-TOWNS版の『サイレントメビウス』はボーカル付きだったらしい。こ、これは、かなり悔しい…悔しいから、プレステ版を買おうかと悩んでいる。


How to Win
『ブランディッシュ』の画面写真が公開された。この頃のファルコムは精力的に新作を開発していた。その代わりというわけではないが、あれほどコンプ誌上を席巻していた『ソーサリアン』『イース』が全く見られなくなった。
 他に『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『電脳学園4 エイプハンターJ』『アルシャーク』『ヴェインドリーム』『伊忍道』『ロードモナーク』『シムアース』『ルーンワース3』『銀河英雄伝説2DXkit』『エアーコンバット2』も。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第9話
 というわけで、はねつき君を救出するために護送隊を襲撃する一行。だが、敵も固いミュルミドンなので苦戦。でも、なんとかはねつき君救出に成功。


SLG WORLD
『GETEN』を徹底検証。当時の戦国ものSLGといえば、信長シリーズと天下統一といったところだったが、そこに殴り込みをかけたのが『GETEN』。コンプのみならず、他誌でも評価の高いゲームだった。


福袋
 How to Winは『ELLE』。オレが初めて買ったエルフゲーだったと記憶している。エロシーンは当時の水準から見ても、かなり抑え目だった。でも、エロなんかなくても十分に面白い内容で、かなりハマったのを憶えている。


コミック
『ムーンクエスト』:第5話
『トップをねらえ!NeXT GENERATION』の連載が休止という衝撃の事態が! 印刷業界の人手不足(?)と、作家の体調不良が原因だそうで。それにしても、盛り上げるだけ盛り上げて、後少しでラストというところで……なんてこった!


付録
【サーク ガゼルの塔】
『サーク』シリーズは『イース』の後を受けて、ARPGとして頑張っている印象が強かった。実際、面白いし。それゆえに、最近のコンシューマには移植されていないのが残念。なお、サークのキャラデザは菊池通隆なのだが、ここでもしっかり劇場版『サイレントメビウス』の宣伝をしている。


その他・備考
 ミス・リリアがビデオを発売。タイトルは『妖精のスケッチ』。ファルコムのゲームとは関連性は薄そうである。
 押井守のこれでもくらえは『ダイナソア』。当時、ファルコムではアニメーターを募集していたが、もし押井守が転職してたら、今ごろどうなってたんだろうか?
 PC-エンジンではDUO、メガドライブではMEGA-CDが、ともにCD-ROMを前面に押し出してきた。でも、勝ち残ったのはファミコンアダプタを結局発売しなかったスーパーファミコンであった。


1991年8月9日金曜日

1991年8月号

1991年8月号 表紙:西田ひかる



SOFT TOP20
『信長の野望・武将風雲録』のトップは相変わらずだが、2位には『パロディウスだ!』がランクイン。並み居るSLGを押し退けての快挙。なお、RPGは13位の『ドラッケン』だけという寂しい状況。
 TAKERUでは『フェアリーテール海賊版』が首位に。コンスタントにエロゲーが売り上げを伸ばす。



新作
『電脳学園4 エイプハンターJ』が登場。エイプハンターというとおり猿を狩るのが目的なのだが、その猿の中には竹下登もいたりする。
 現在、青息吐息のコンパイルだが、このころは『ぷよぷよ』以外にも精力的にゲームを作っていた。プラットフォームが違えども低価格にこだわるのは立派。
 新作TRPGは戦闘ばっかり、ガンガンレベルアップという、その名も『パワープレー』。名前通りのプレースタイルを推奨している。


特集
【ロードス&ロードス】
 リプレイは終了したが、OVAでは現在進行形だったロードス島戦記。そして、新たにコンピュータゲームでも『ロードス島戦記2・五色の魔竜』が登場することに。なお、タイトルでは「2」をうたっているが、リプレイでは「3」の部分、スパーク達が主人公である。
 洋ものRPGと違い、ロードスはキャラグラフィックも日本人好みになっており、この点でも好感が持てる。


How to Win
 今回は「グレート」ということで扱うゲームが若干多い。
『アルシャーク』『信長の野望・武将風雲録』『プリンセスメーカー』『サーク・ガゼルの塔』『ヴェインドリーム』『シムアース』『AD&Dカースオブアジュアボンド』『エアーコンバット2』『ロードモナーク』『ダイナソア』『銀河英雄伝説2DXkit』


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第8話
 前回の失策の結果、ウィングドミュルミドンの「はねつき君」がさらわれた。で、今回は、そのはねつき君を救出しようとする。


SLG WORLD
『レッドストームライジング』という潜水艦SLG。昔のような、本誌本編では扱えないようなゲームのレビューである。どっちかっていうと、こういうマイナーなゲームのネタの方が好き。


福袋
 遊人の『校内写生』がゲーム化された。
 How to Winは『FOXY2』。


コミック
『ムーンクエスト』:第4話
『トップをねらえ!NeXT GENERATION』は、またもや休載。そして、次号では衝撃の…


付録
【ザ・光栄】
『信長の野望・武将風雲録』で勢いのある光栄が『伊忍道』で冒険をしてみた。リコエイションゲームシリーズは色々やったけど、これだけは未プレー。
 付録の後半はコンプのSLGリプレイの軌跡を振り返るというもの。


その他・備考
 久しぶりのリセットちゃんは『ベストプレーベースボール』。
『コンプRPG』が創刊されるとの告知。これと前後して、TRPG専門誌もいくつか創刊されるようになった。でも、今でも生き残っているのは…


1991年7月9日火曜日

1991年7月号

1991年7月号 表紙:横山知枝



SOFT TOP20
 ようやく『信長の野望・武将風雲録』がトップに。他社のゲームもトップに立つことはあるが、長くランクの上位を占めるのは信長シリーズだけ。
 2位は『マスターオブモンスターズ2』、3位は『ロードモナーク』と久しぶりにパソゲー御三家が表彰台独占。
 TAKERUでは『A列車で行こう3』がトップに。パッケージ版だけでなく、TAKERU版でもトップになるんだから、このゲームの人気も本物。



新作
 X68000版の『サイレント・メビウス』が登場。後発ということもあって改良点がいくつかある。中でも特筆すべきは、オープニングにラリーが登場すること。98版では登場しなかった。
『AD&D』では関連商品がいくつか登場。『D&Dマガジン』も取り上げられていた。懐かしい。


特集
【エメドラをこえて】
 この時期、奇しくも『エメラルド・ドラゴン』を開発したスタッフによるゲーム『アルシャーク』と『ヴェインドリーム』が登場。この2作を取り上げている。
 コンプ的には大人気のエメドラ、その遺伝子を受け継いだこの2作の行く末は…? それは後のソフトセールスで審判が下される。


How to Win
『プリンセスメーカー』でもリプレイがスタート。イヌボン(福袋ではイボンヌ木村)が娘を育て、その過程を記すというもの。相変わらず攻略の役には立たない。
 他に『信長の野望・武将風雲録』『マスターオブモンスターズ2』『ダイナソア』『ロードモナーク』『ルーンワース2』『ビーストロード』も。


RPGリプレイ
『蟻帝伝説クリスタニア』:第7話
 失われた計画書を取り戻すために、今回は町の中を捜索するシティアドベンチャー。これを読んでいて思うのは、プレーヤーがマスターの思惑通りに動いてくれないと、シティアドベンチャーは成り立たないってこと。オーソドックスなダンジョンシナリオだと、とりあえず先に進んでくれれば、良くも悪くもストーリーが進展する。でも、シティアドベンチャーだと場合によってはストーリーが破綻することもある。で、今回はミッション失敗という形で、とりあえず決着だけはした。


SLG WORLD
 SLGプレイヤー図鑑ということで、SLGプレイヤーのファッションについて。四谷の格好は爆笑モン、っていうか、いないだろこんなヤツはって感じ。


福袋
『カクテルソフト増刊号』。前号でも書いているが、エロゲーもファンディスクが出るようになった。
 エルフからは『ELLE』が登場。98版は『ELLE』だったが、WIN版では『el』に。商標登録か何かに引っかかったんだろうか。
 How to Winは『DPS SG2』と『キャル2』。


コミック
『ムーンクエスト』:第3話
『トップをねらえ!NeXT GENERATION』:第16話
 グレートアトラクターの脳天をかち割ったグレートガンバスター。だが、グレートアトラクターの脳味噌だと思われていたものは、オーバーロード直前のバニシングモーターだった。グレートアトラクターには、もともと実体なんてなかったのである。脱出路を断たれたグレートガンバスター、このままではオーバーロードしたバニシングモーター共々ブラックホールの果てに消えてしまう…


付録
【SLG文庫スペシャル 仮名手本大戦略/プリンセスメーカー】


その他・備考
 ミス・リリアの杉本理恵がセカンドアルバム「Celceta」を発表。毎月、なんらかの芸能活動をしているようで。ここの欄が、ミス・リリアの活動報告の場になってしまっている。
『学園都市Z』ってゲーム、なんかトップっぽいんですけど…
 押井守の「これでもくらえ!」で扱ったのは『ブラック・レインボウ』。このゲーム、キャラグラフィックを自作できるのだが、絵が上手い人はこういう機能でも遊べて羨ましい。
『ブルトン・レイ』シナリオコンテスト2の募集開始。