昨日の記事に引き続き、『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムの内容に沿って、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。
【ジャンボシアターのワゴンセール】
私の個人的な経験から、古くからなじみのある大手レンタルビデオチェーン店といえばジャンボシアターです。
今や札幌では、北33条店にその名前を残すだけのようです。
エロビデオ販売がメインですが、一般作品のレンタルも続いているようでVHSのレンタルも行っています。
んで、窓側の壁に中古ビデオの棚が設けられていて、その数はなかなかのものでした。
『極道プロレス』はここで買った記憶があります。
橋本やヤングライオンが登場!
でも、中古ビデオを新たに仕入れるということはなく、徐々に棚が小さくなっていき、昨年に訪れたときは中古ビデオはなくなっていました…。
レンタルはまだしているはずなので、何らかの形で、また中古ビデオ販売をするかもしれません?
また、余談ですが。
ガキのころ、家から徒歩1分圏内にジャンボシアターがあって、そこでビデオを借りまくってました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のレンタル開始日に、わざわざ店に並んでいたのに、いざ店内に入ると棚一面のBTTF2が全てレンタル中になっていて「オトナって汚え!」と思い知らされたのも、今となっては良い思い出。
その近所のジャンボシアターも20年ほど前に閉店しました。
レンタルビデオ店がバタバタ潰れる時期よりもちょっと前で、DVDもまだ本格的に普及していなかった頃だと思います。
んで、閉店に合わせてその店舗での貸し出しはすべて中止となり、その代わり店内のビデオはすべて500円で売られることとなりました。
たぶん、これが私が経験した初めてのビデオのワゴンセールだったと思います。
ところが事もあろうに、当時のガキだった私は全然、ビデオに興味も示さず買おうともしなかったんです。
宮崎事件の余波で『ギニーピッグ』シリーズは全部アダルトコーナーに移動してたけど、たしか置いてあったはず。
『食人大統領アミン』や『女体拷問人グレタ』などのアレげなのも、普通にホラーコーナーに置いてありました(とりあえず、おかしな作品はホラーコーナーへってカンジでした)。
それなのに全く買わなかったなんて! もったいない!
大人になってからようやく入手!
っていうか当時は、これらの作品は「別の店に行けばいつでもレンタルできるだろう」って高を括っていたんです。
ここ以外にも近所に何軒かレンタルビデオ店があったので……でも今となっては、近所にあるのはツタヤのみ!
さらに、これらの作品は再ソフト化がかなわない上に、そのビデオすら姿を消しつつあろうとは。
当時は想像だにしていなかったとはいえ、自分に説教をしてやりたい!
【ビデオトップが…!】
江別の国道12号線にあったビデオトップが潰れていました。
昨年までは営業していたことを確認していたんですが…残念。
とはいえ、古いビデオを置いてあるものの「ネット専業なので」という理由で、店に訪れた人には売ってくれないシステムでした。
【個人経営のレンタルビデオ店】
個人経営(あるいは規模の小さいチェーン)のレンタルビデオ店だと、たいていVHSが現役で置かれています。
それでも一部は販売してないかなと思って、店内をウロウロしていると「何かお探しですか?」と必ず聞かれます。
「売り物はないんですか?」と聞いても、「いや、そういうことはしてないんで」とつれない返事。
レンタルを商売にしてるんだから当たり前だよな、と思って、食い下がることもしないで店を後にします。
では、商売を辞めてしまったレンタルビデオ店の場合は…?
というわけで、次回に続きます。
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