『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。
コラムの順番と違いますが、今日はビデオレンタル店の閉店についてです。
ジャンボシアターのワゴンセールが人生初遭遇だったことは、前回で書きました。
でも、その後はなかなかお目にかかることがありませんでした。
【白石区の某所】
白石区は元々古い町のせいもあるのか、VHSが現役のレンタルビデオ店が何軒かあります。
んで、その中でも一軒(当時の話ですが)だけ、レジ前のワゴンに中古ビデオを売っている店がありました。
その店を、ちょくちょくチェックしていたんですが…
ある日、レジ前のワゴンだけでなく、レジ側の棚がすべて中古ビデオ販売の棚に変わりました。
「チェックしていて良かった!」
『食人大統領アミン』をようやくゲット。世紀を跨いでの邂逅に感動しました。
このとき愚かにも私は「いよいよVHSを置くのを止めて、DVDにシフトするんだろうな~」なんて、のんきに考えていました。
その日は出かける予定もあったし、そんなに手持ちもなかったので、とりあえずデオダードの『カニバル』など欲しかったビデオを5本だけ買いました。
まさか、これが最後になるなんて…
そして後日、改めて金を持って勇んで訪れてみると…そのビデオ屋は潰れていました。
もちろんビデオは跡形もなくなっていました…。
【旭川の某所】
旭川まで足を伸ばして、ビデオ屋を探し回っていたときのこと。
住所としては合っているし、一応、ビデオ屋の看板は出ているんだけど…店の外から眺めてもビデオが見当たらないし、そもそもこの店って工事中なんじゃない? って建物がありました。
とりあえず中に入ってみると、店の奥に申し訳程度にビデオの棚が。
でも、店内は什器などが片付けられ、店の奥は壁もはがされていました。
お店の人に聞いてみると、今まさに店を畳んでいる最中でした(後日、飲食店として再開する予定とのこと)。
わずかに残っていたビデオで『デスファイル4』『デスファイル5』『デスファイルBlack』『新 デスファイル』だけ買いました。
ってか、なんでこんなのしか残ってなかったんだろう。
レンタルビデオ店の閉店に遭遇できたのは、この2軒だけです。
【江別の某所】
かつて江別に住んでいたとき、家の近所にレンタルビデオ店がありました。
そこもVHSが現役だったのですが、ドイツの性科学モノやモンド映画がわりと置かれていたので、チャンスをうかがっていたのですが。
レジ横で売られていた『リングリングリング』
気が付いたら、あっという間に店を畳んでいました。
すぐ側に住んでいたのに「いつの間に?」っていうぐらい、あっという間に店を畳んでいたんで呆気にとられた覚えがあります。
ホントに悔しくて、この日は眠れませんでした。
ビデオの扱いそのものが減っているうえ、ビデオを置いている店も減っていく状況なので、今後は閉店ワゴンセールに遭遇する機会も減っていくんでしょうね。
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