2014年1月31日金曜日

video daysがおもしろい

古本屋さんで『video days』という雑誌を見つけました。
キネマ旬報社から出ていたビデオ専門誌です。

1980年代後半のビデオを取り巻く状況が概観できて、とてもおもしろいです。
1987年~1988年の1年間(全6冊)だったので、ちょっとまとめてみました。

1987-10-20:video days 創刊号
1987-10-20:video days 創刊号内のビデオリスト

1988-01-20:video days 第2号
1988-01-19:video days 第2号内のビデオリスト

1988-03-20:video days 第3号
1988-03-19:video days 第3号内のビデオリスト

1988-05-20:video days 第4号
1988-05-19:video days 第4号内のビデオリスト

1988-07-20:video days 第5号
1988-07-19:video days 第5号内のビデオリスト

1988-09-20:video days 第6号
1988-09-19:video days 第6号内のビデオリスト

目次と概要を載せています。
記事中で扱われたビデオのリスト(本誌内にもリストが載っている)はページを分けました。

2013年6月3日月曜日

TVヒーロー主題歌全集 13

東映が制作していたテレビアニメのオープニングとエンディングのテーマ曲を集めたものです。
「13」とあるように、これは結構シリーズ化されていたようで、Amazonで調べた限りでは「18」まで出ていたようです。
んで、本作に収録されているのは

メイプルタウン物語
ドラゴンボール
銀牙 流れ星銀
剛Q超児 イッキマン
聖闘士星矢
新メイプルタウン物語 パームタウン編
北斗の拳2
ビックリマン
仮面の忍者 赤影
レディレディ!!
闘将!! 拉麺男
魁!! 男塾
ハロー! レディリン
ひみつのアッコちゃん
新ビックリマン
悪魔くん
ドラゴンボールZ

だいたい、1980年代後半にテレビ放映されていたものを集めています。

2013年6月2日日曜日

劇場版 闘将!!拉麺男

「ゲッ、この人、死んだはずじゃ!」
パッケージより
―今日は風か、明日は雲か、道を求めて旅ゆけば、悪の根が枯れ情けの花が咲く―
中国、水の都蘇州、平和な街から、太陽と笑顔をうばいとった黒色魔王。拉麺男の兄弟子であり、ライバルの叉焼男と恐るべき四天王をあやつり、人々を黒いミイラにかえる悪魔のしわざに、ラーメンマン、怒りの超人102芸が炸裂する!!

『闘将!!拉麺男』は『キン肉マン』に登場するラーメンマンを主人公としたマンガで、フレッシュじゃん分で連載していました。
とはいっても、基本的に『キン肉マン』とのつながりはりません(逆に『キン肉マン』では『闘将!!拉麺男』の設定の一部が使われましたが)。
ギャグが主体の『キン肉マン』に対し、『闘将!!拉麺男』はシビアな展開で、グロな描写もあったりして子どもながらにハードなイメージを持ってました。
また、超人パワーで闘うのではなく、カンフーで闘うってのも私の心をがっしり掴んでいて、当時のフレッシュジャンプの連載を読んでいました。
あと、お祭りの夜店でのクジでファミコンゲームの『闘将!!拉麺男』を引き当てたのも良い思い出です。

ところがテレビアニメ版に関しては、全く見たことがありませんでした。
時期的には原作も読んでいた頃なんですが……。
この劇場版もはじめてその存在を知りました。
というわけで原作は読んでいたけど、アニメ版には全く予備知識がない人が、この映画を見た感想です。

2013年3月5日火曜日

リサイクルショップで中古ビデオ

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。



今回はリサイクルショップについてです。



【ハードオフ】
ここではブックオフ系の中古リサイクルショップの中でも、リユース・リサイクルを標榜していて、かつオーディオやソフト類を扱っている店舗をまとめてハードオフとします。



ハードオフの場合、ビデオはたいていジャンクコーナーに置かれています。
DVDコーナーと併置していても、たいてい返品不可のジャンク扱いになっていることが多いようです。



ところがジャンク扱いであっても、ビデオの種類・数としてはブックオフを凌いでいる店舗が結構あります。
しかも、値段も10円からあったりするので(高くても80円~105円程度)、ここ最近ではハードオフでビデオを買うことが多いです。

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『カッタくん物語』をハードオフで見つけたときはホントに嬉しかった!



余談ながらレコードが売られていて、ワールドプロレスリングとかPC-9801のゲームサントラなどが置かれていて、それはそれで楽しかったりします。



【リサイクルショップチェーン店】
セカンドストリートやリサイクルショップあいうえおなどのチェーン店の場合、印象として古着や白物家電の割合が高めなカンジがします。
(ブックオフ系列ではオフハウスみたいなもの)
そのためか、あんまりビデオを見掛けることはないのですが、だからといって無いわけでもありません。



ハードオフを含め、リサイクルショップでは作品の価値や評価には無関心のようで、『オバケのQ太郎』のような再ソフト化が厳しいモノでもジャンク扱いで売られていることがあるので目が離せません。

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【その他のリサイクルショップ】
チェーン店以外のリサイクルショップの場合は、まさに入ってみないと分かりません。
(「中古ビデオ屋の場合」で取り上げた千歳の某店も、体裁はリサイクルショップのような感じになっていたし)



古着専門なら、間違いなく無関係と判断できるのですが。
ビデオデッキやLDプレーヤー、ゲーム機、AV機器なんかも揃っているのに、ビデオソフトだけ売ってないなんて店もあります。



ただ、ハードオフのように品揃えがあって、整理されているということはあまりないようです。
CDや本、ゲームなどと一緒にまとめて置かれているカンジです。
本数もさほどないのですが、でも売られていることもあるので街中で見掛けてしまうと、時間が許す限りチェックしてしまいます。

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数は少なくてもビデオが売ってないわけではない。



次回は『80年代悪趣味ビデオ学入門!』に載っていなかった、スーパーやホームセンターについてです。



2013年3月3日日曜日

古本屋で中古ビデオ

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。



レンタルビデオ店を中心として、ビデオテープを扱っていたお店について書いていましたが。
今回からは、古本屋やリサイクルショップなど非ビデオ専門店系での扱いについて書いていきます。



【ブックオフ】
DVDコーナーに隣接するように、ビデオコーナーが設けられている場合もあります。
あるいはレジ横に雑な感じでワゴンに積まれている場合もあります。
「場合もある」とは、どういうことかというと…北海道内を調べた限り、ビデオは必ずしも置いてあるとは限らないようです。



以前は、
・新しめの店舗だと扱わず(買い取っていない・在庫がない)、古めの店舗に当時の在庫が置きっ放しになってる?
・店舗規模がある程度の大きさじゃないと置かない?
・ハードオフと隣接する場合、ハードオフのジャンクコーナーで一括で扱う?
なんて思っていたのですが、そういうわけでもないようです。



ただ、なんとなくですが(調査したわけでなく、経験知的なものですが)エリア毎に、ある程度まとめられているような気はします。
たとえば、札幌の南2条店だとビデオだけで棚を2~3台占めるコーナーがあったり、美しが丘店でもそこそこ扱われているんですが(いずれも在庫が定期的に変わる)。
小樽店や岩見沢店だと市内にその1店舗しかないのに、まったく扱われていなかったりします(あくまでも調査段階では)。
でも恵庭店だと、それなりに置かれてたりするんだから、よくわからないな~。



こういう状況なので、とりあえずブックオフを発見したら、まずは店内を物色! というカンジでいます。



んで、モノの価値に無頓着な値付けで有名なブックオフですが、ビデオに関しても一貫しています。
基本的には105円、在庫と入荷次第でも525円程度が上限です。
ジャンル的にはディズニーアニメ系や知育ビデオ系が多く、ミュージックビデオ、海外ドラマなんかが場を占めていることが多いです。
アダルト系や極端なエログロものなんかは、あんまり見掛けたことはないです。
それと一般流通していないビデオ(雑誌の付録や非売品の特典など)も売られているのが、ブックオフの大きな特徴のような気がします。

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小学2年生の付録


【ブックネットワン】
犬のマークでおなじみのブックネットワン系列の店でも中古ビデオが置かれている場合があります。
基本的には、ブックオフとそんなに変わらないような気はします。
でも、一般流通していないビデオは見掛けたことはないかも…?
ただ、なんとなくですが以前はブックネットワンの方が当たりが多いというか、いい目にあってるような気がします(あくまでも印象的なモノですが)。
それと最近は、ブックネットワンでビデオを見掛けなくなってきたような気もします。

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こういうビミョーなビデオが多いような気がする



【古本屋】
いわゆる大型チェーン店ではなく、規模の小さいチェーン店・個人経営の古本屋の場合、まさに千差万別といったカンジです。
「漫画林」さんで『ウルトラ6兄弟-VS-怪獣軍団』を発見したときはテンションが上がりました。

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ここ最近で一番テンションが上がったかも



かと思えば、札幌市内の某店での『金装武術電影大全』ように、とんだ食わせ物に出くわす場合も。

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��詳しくはこちら)



食わせ物も含めてビデオ探しの醍醐味、各地をうろうろしながら古本屋を探し回っています。



次はハードオフも含めたリサイクルショップについてです。



2013年3月2日土曜日

エロビデオ屋で中古ビデオ

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。



今回はエロビデオ屋での中古ビデオについて。



道内のエロビデオ販売店については「北海道AVセルショップぷらり旅 アダルト新品中古販売系」という素晴らしいブログがありますので、こちらをどうぞ。
【北海道AVセルショップぷらり旅 アダルト新品中古販売系】



AVセルショップとありますが、ビデオを探すのにも非常に役立ちます。



【エロビデオ屋】
エロビデオ屋は、どういうわけか入口付近に一般作を置いている店が多いです。(『80年代悪趣味ビデオ学入門!』によると風営法対策らしいです)
かつてのレンタルビデオ店がジョブチェンジしたケースもあるようで、その場合は、当時扱っていた一般作を置いているんじゃないかと思います。

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帰ってきたナガシマ!!
上田馬之助と佐川一政が共演!



ただし一般作ビデオの棚は、たいてい入口側(外からも見えるように)に置かれているので、パッケージが日に焼けてモノによっては何が書いているのか分からないような状況なのが玉に瑕。



また、セル専用のDVDしか扱っていない、わりと新しめの店舗だとそもそもビデオを扱っていないので要注意です。



昔はエロビデオ屋丸出しの店構えで、中に入るのを躊躇いがちだったんですが。
慣れてしまえばどうということはないです。



【未来書房】
道内には、未来書房グループの店舗がいくつかあります。
ここは店ごと・時期ごとに販売するものが変わっているので、一概に今の状況とは当てはまらないのですが。
セルDVDとは別に、古本や中古ビデオを置いてあることもあります。



012

デスファイル特別版 霊媒と死者たち
絶滅危惧ビデオ大全でも取り上げられてます




ただ、ここ最近は未来書房で中古ビデオを見かけなくなったので、もしかすると扱わなくなったのかな…?



【ビデオ安売王系列】
旧ビデオ安売王系列の店は、レンタルビデオ店からジョブチェンジした店やセルAV専門店とはまたちょっと違った感じです。



ビデオ安売王で売られていたビデオや、現状に至る事情・経緯については『絶滅危惧ビデオ大全』に詳しいです。
また、Wikipediaの日本ビデオ販売の記事にも書かれています。
【Wikipedia - 日本ビデオ販売】



品揃えとして一番の特徴は入口付近の一般作に混じって、安売王ブランドのビデオが置かれている点でしょうか。
おそらく当時仕入れたものが、そのまま売れ残っているんだと思います。
「今でも残っているのか!」というのが正直な感想です。
お値段は、たいてい100円~300円程度とディスカウントされています。
かつては980円でビデオ流通に風穴を開けて、セルDVD販売網の礎になった作品達が今は100円なのか…なんて感慨にふけってしまいます。

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ビデオ安売王といえば一軒家プロレス!



これまではレンタルビデオ店やセルビデオ店について書いてきましたが、次回はビデオも扱う古本屋やリサイクルショップについて書きます。



2013年2月26日火曜日

中古ビデオ屋の場合

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。



これまではレンタルビデオ屋について書いていましたが、今回は中古ビデオ屋について。



【ビデオマーケット】
東京近郊の方々にとっては信じられないかもしれませんが、北海道で中古ビデオ屋を探すのは困難というより、ほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
そんな中古ビデオ極北の地において、唯一無二と言っても良いのが苫小牧のビデオマーケットです。



【とまこむブログ - ビデオマーケット】



JR苫小牧駅の近くにあるegaoというオシャレショッピング施設で、ひときわ異彩を放つビデオマーケット。
10000本を超えるビデオがあるらしく、その物量は圧巻の一言。



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SF超人ヘラクレスもここで買った



こんな店構え、東京圏でしかお目にかかったことがないので、カミさんを置いてきぼりにして、ずっとこのお店を物色していたぐらいです。
egaoという商業施設のためか、エログロ下品な作品はほとんどありませんでしたが。
ここで多数のビデオを購入したところ、1本おまけしてもらえたのも嬉しい限り。



ところが、このegaoという商業施設が経営が苦しいらしく、公式サイトも存在しない状況。
ビデオマーケットについてググってみても、現在の情報は見当たらないです。
(「苫小牧 ビデオマーケット」でググっても、苫小牧民法社の記事と、A-COLORのブログとツイートしか引っかからない…)
北海道を代表するビデオショップとして、ぜひ頑張ってもらいたいのだけど。



【千歳の某所】
千歳の駅前を走る大通(もりもとの近所)に、かつてのレンタルビデオショップが今は、よくわからないリサイクルショップ的なお店になっています。
今はレンタル業は行っていないように見えるのですが、自分の店で扱っていたビデオを売っています。



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第1次UWFのビデオ
マッハ隼人の引退式も収録


扱っているのはすごく小さなスペースなのですが、その後ろには広大なビデオの山々。
聞いてみると売っているのはあくまでも、その小さなスペースのものだけらしいです。
いずれは背後に控える広大なビデオ群も売ってくれると良いのだけれど…。



中古ビデオを扱っているといえば、エロビデオ屋も欠かせません。
というわけで次回は、ビデオ安売王系列とエロビデオ屋です。



2013年2月25日月曜日

閉店したビデオ店のセール

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムに影響されて、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。
コラムの順番と違いますが、今日はビデオレンタル店の閉店についてです。



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銭函のビデオ店跡



ジャンボシアターのワゴンセールが人生初遭遇だったことは、前回で書きました。
でも、その後はなかなかお目にかかることがありませんでした。



【白石区の某所】
白石区は元々古い町のせいもあるのか、VHSが現役のレンタルビデオ店が何軒かあります。
んで、その中でも一軒(当時の話ですが)だけ、レジ前のワゴンに中古ビデオを売っている店がありました。



その店を、ちょくちょくチェックしていたんですが…
ある日、レジ前のワゴンだけでなく、レジ側の棚がすべて中古ビデオ販売の棚に変わりました。
「チェックしていて良かった!」
『食人大統領アミン』をようやくゲット。世紀を跨いでの邂逅に感動しました。



このとき愚かにも私は「いよいよVHSを置くのを止めて、DVDにシフトするんだろうな~」なんて、のんきに考えていました。
その日は出かける予定もあったし、そんなに手持ちもなかったので、とりあえずデオダードの『カニバル』など欲しかったビデオを5本だけ買いました。



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まさか、これが最後になるなんて…



そして後日、改めて金を持って勇んで訪れてみると…そのビデオ屋は潰れていました。
もちろんビデオは跡形もなくなっていました…。



【旭川の某所】
旭川まで足を伸ばして、ビデオ屋を探し回っていたときのこと。
住所としては合っているし、一応、ビデオ屋の看板は出ているんだけど…店の外から眺めてもビデオが見当たらないし、そもそもこの店って工事中なんじゃない? って建物がありました。
とりあえず中に入ってみると、店の奥に申し訳程度にビデオの棚が。
でも、店内は什器などが片付けられ、店の奥は壁もはがされていました。



お店の人に聞いてみると、今まさに店を畳んでいる最中でした(後日、飲食店として再開する予定とのこと)。
わずかに残っていたビデオで『デスファイル4』『デスファイル5』『デスファイルBlack』『新 デスファイル』だけ買いました。
ってか、なんでこんなのしか残ってなかったんだろう。



レンタルビデオ店の閉店に遭遇できたのは、この2軒だけです。



【江別の某所】
かつて江別に住んでいたとき、家の近所にレンタルビデオ店がありました。
そこもVHSが現役だったのですが、ドイツの性科学モノやモンド映画がわりと置かれていたので、チャンスをうかがっていたのですが。



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レジ横で売られていた『リングリングリング』



気が付いたら、あっという間に店を畳んでいました。
すぐ側に住んでいたのに「いつの間に?」っていうぐらい、あっという間に店を畳んでいたんで呆気にとられた覚えがあります。
ホントに悔しくて、この日は眠れませんでした。



ビデオの扱いそのものが減っているうえ、ビデオを置いている店も減っていく状況なので、今後は閉店ワゴンセールに遭遇する機会も減っていくんでしょうね。



2013年2月24日日曜日

レンタルビデオ店のワゴンセール2

昨日の記事に引き続き、『80年代悪趣味ビデオ学入門!』のコラムの内容に沿って、北海道でビデオを購入するための状況について書いていきます。



【ジャンボシアターのワゴンセール】
私の個人的な経験から、古くからなじみのある大手レンタルビデオチェーン店といえばジャンボシアターです。



今や札幌では、北33条店にその名前を残すだけのようです。
エロビデオ販売がメインですが、一般作品のレンタルも続いているようでVHSのレンタルも行っています。
んで、窓側の壁に中古ビデオの棚が設けられていて、その数はなかなかのものでした。
『極道プロレス』はここで買った記憶があります。



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橋本やヤングライオンが登場!



でも、中古ビデオを新たに仕入れるということはなく、徐々に棚が小さくなっていき、昨年に訪れたときは中古ビデオはなくなっていました…。
レンタルはまだしているはずなので、何らかの形で、また中古ビデオ販売をするかもしれません?



また、余談ですが。
ガキのころ、家から徒歩1分圏内にジャンボシアターがあって、そこでビデオを借りまくってました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のレンタル開始日に、わざわざ店に並んでいたのに、いざ店内に入ると棚一面のBTTF2が全てレンタル中になっていて「オトナって汚え!」と思い知らされたのも、今となっては良い思い出。



その近所のジャンボシアターも20年ほど前に閉店しました。
レンタルビデオ店がバタバタ潰れる時期よりもちょっと前で、DVDもまだ本格的に普及していなかった頃だと思います。
んで、閉店に合わせてその店舗での貸し出しはすべて中止となり、その代わり店内のビデオはすべて500円で売られることとなりました。
たぶん、これが私が経験した初めてのビデオのワゴンセールだったと思います。



ところが事もあろうに、当時のガキだった私は全然、ビデオに興味も示さず買おうともしなかったんです。
宮崎事件の余波で『ギニーピッグ』シリーズは全部アダルトコーナーに移動してたけど、たしか置いてあったはず。
『食人大統領アミン』や『女体拷問人グレタ』などのアレげなのも、普通にホラーコーナーに置いてありました(とりあえず、おかしな作品はホラーコーナーへってカンジでした)。
それなのに全く買わなかったなんて! もったいない!



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大人になってからようやく入手!



っていうか当時は、これらの作品は「別の店に行けばいつでもレンタルできるだろう」って高を括っていたんです。
ここ以外にも近所に何軒かレンタルビデオ店があったので……でも今となっては、近所にあるのはツタヤのみ!
さらに、これらの作品は再ソフト化がかなわない上に、そのビデオすら姿を消しつつあろうとは。
当時は想像だにしていなかったとはいえ、自分に説教をしてやりたい!



【ビデオトップが…!】
江別の国道12号線にあったビデオトップが潰れていました。
昨年までは営業していたことを確認していたんですが…残念。
とはいえ、古いビデオを置いてあるものの「ネット専業なので」という理由で、店に訪れた人には売ってくれないシステムでした。



【個人経営のレンタルビデオ店】
個人経営(あるいは規模の小さいチェーン)のレンタルビデオ店だと、たいていVHSが現役で置かれています。
それでも一部は販売してないかなと思って、店内をウロウロしていると「何かお探しですか?」と必ず聞かれます。
「売り物はないんですか?」と聞いても、「いや、そういうことはしてないんで」とつれない返事。
レンタルを商売にしてるんだから当たり前だよな、と思って、食い下がることもしないで店を後にします。



では、商売を辞めてしまったレンタルビデオ店の場合は…?
というわけで、次回に続きます。



2013年2月23日土曜日

レンタルビデオ店のワゴンセール

『80年代悪趣味ビデオ学入門!』で、VHSを探し出し購入するための方法が書かれています。
読んで納得、「あるある」とうなずいたり、なるほどな~と思いました。



んで、このコラムの内容に沿って、北海道での状況を我々の経験からちょっとご紹介してみます。



【レンタルビデオ店のワゴンセール】
コラムでは大手レンタルビデオチェーン「T」「G」での入手は絶望的な状況とあります。



我々の感覚でも、数年前までならギリギリ購入できなくはなかったってカンジですが、今はほぼ絶望的だと思います。
特に札幌近辺だと文教堂やビデオ100、サンホームビデオなどのチェーン店でもビデオはほとんどないような状況です。

それだけに、これらの店で『一杯のかけそば』や『スウィートホーム』を入手できたときはテンション上がったな~。



では、札幌近郊以外だとどうかというと。
空知・上川・留萌管内で、GETというレンタルビデオチェーン店があるんですが。
(どういうチェーン店なのかはネットでは調べられませんでした)



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上富良野町のGET


いずれの店でもVHSが現役でレンタルされており、中古で購入することはできませんでした。
ただ、いずれは大手チェーン店同様にVHSが撤去されるんじゃないかと思っているんで、その頃が狙い目なんじゃないかなと思っているんですが…。



余談ですが、かつて北海道にはYESという家電量販店があり、そこでもレンタルビデオを扱っていました。

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深川にあるYESの看板



本州家電量販店の攻勢によって経営破綻し、ゲオによってゲオイエスとして再建が図られました。
その当時、大通にあったYESの旗艦店(今はドンキホーテになってます)では、ゲオイエスになってからビデオのワゴンセールがありました。
おそらく、これはYESの在庫が、そのまんまワゴンセールになったんだろうな~。

ところが最近になって、YESと全く関係のない店で発見した中古ビデオのパッケージに、このYESのタグがついたままのものがありました。


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右下に「YES」のタグが!


このビデオも、あのYESのワゴンセールから流れてきたんでしょうか?
どういう経緯で、この店に漂着してきたんだろうか……。



なんか、記事を書いていたら取り留めもなくなって、話が長くなってしまいました。
ジャンボシアターとか古本屋とか、まだ書きたいことがあるんで続きはまた後ほど。



2013年2月21日木曜日

80年代悪趣味ビデオ学入門!

ビデオ収集をしていて、名著『絶滅危惧ビデオ大全』を読んでいる方なら間違いなくオススメの一冊!
また、80年代の日本で実際にあったビデオバブルという狂乱の時代の一端を垣間見るのも楽しいです。



両書に共通しているのは「ゴミみたいなビデオ、ギャハー!」的なノリではなく。いろいろな思いや意図があって作られた映像作品へ、いろんな角度にゆがんだり屈折しつつも愛情を注いでいること。
このへんはビデオを集めておられる方々なら、きっとわかってもらえるはず!



『絶滅危惧ビデオ大全』はアレやコレで、今後もソフト化されるのが難しいだろうビデオをジャンルに偏らずに扱っていました。



一方、『80年代悪趣味ビデオ学入門!』では劇映画を扱っています。
再ソフト化されず、この世から消えてしまうには惜しい逸品から、ゲテモノ趣味的に記憶にとどめておきたい珍品まで取り上げられています。
(余談ですが、自分がコレクションしているビデオは一本も入っていませんでした。奥が深い!)



単なる映画レビューにとどまらず、80年代前後のビデオバブル時代の雰囲気や、現代に至る制作者や関係者の変遷も語られています。
相変わらずな人が相変わらずなことをやっていたり、無名な同人映画から大作を任される人材が輩出されていたり。



個人的には『エクスターミネーター』の監督グリッケンハウス(本書では『過去を呼ぶ予言者』が収録)が、映画をさっさと見切ってセレブになっちゃってるあたりが悔しくてたまらんかったです。





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2013年2月18日月曜日

女騒霊 復讐のバイブレーター

Photo



パッケージより
内臓ひきずり出し! カーアクション! あらゆるファンタ要素満載のクンフー大作!!



超パワーを秘めた赤いペンダントを手に入れるべく、老拳士セタを狙うバイオレンス軍団の数々。セタの霊は美しき女拳士マヤの魔のペンダントを死守するよう強要。謎の魔道士はペンダントを奪う最後の手段として、人間の心臓を貢ぎ、伝説の魔神セジャーティを復活させた!
大地を揺るがしマヤ達に襲い来る魔神と11体のゾンビ軍団!!
インドネシア映画界NO.1のアクションスター、バリー・プリマをはじめ「デビルズ・ソード」のスタッフが総力を結集して完成させたオカルト・クンフーアクション超特作。早くもビデオ化実現!



「女騒霊」は「おんなポルターガイスト」と読みます。



この映画はインドネシア産の映画です。
インドネシアの映画といえば、昨年公開された『ザ・レイド』!
原題に『REVENGE OF NINJA』とあるので、シラットvs忍術の超アツいアクションが展開されるのでは! なんて期待しちゃいそうですが…。



ビデオのパッケージに「ぶっとび妖怪シリーズ」とあります。
これはマウントライトコーポレーションがリリースしていたビデオのシリーズなのだそうです。
『別冊映画秘宝 衝撃の世界映画事件史』の「光山昌男伝説」の記事中にある、『首だけ女の恐怖』のパッケージにも「ぶっとび妖怪シリーズ」とあります。



マウントライトコーポレーションについては、当時のビデオの記憶もあんまりなくて、よくわからないんですが…。
「光山昌男伝説」中に、東南アジアの未公開ホラーを販売していたとあります。
そして、この映画もインドネシア産映画ですね。
んで、マウントライトコーポレーションの映画は、どれもヒドいものばかりということで悪名をはせていたようです。



はたして、この映画は……以降、ネタバレしながら感想です。



もう、とにかくわけ分からんの一言!
無駄なシーンが多すぎるとか、そういうまともなツッコミさえ不要なほどアホすぎ!
とりあえず香港映画をお手本に、映画好きな連中がワイワイやってみたけど、思ってたより映画作りって大変なんだね、だけどオレたち楽しかったッス、ってカンジの映画。


まず、冒頭。
老拳士セタと荒くれ集団が戦う。
なんで戦うのかが分からないってのもあるんだけど、そもそも、これは「セタ」VS「荒くれ集団その1」VS「荒くれ集団その2」という、3WAYマッチだったんですな。
あらすじに「バイオレンス軍団の数々」と書かれていたので、ようやく納得。
「数々」は構成員が複数人いるって意味ではなく、軍団が複数あるという意味だったんです。
まあ、数々といいつつも出てくるのは2グループですが。


っていうか、バイオレンス軍団が2グループある意味が、全編通して観たけど未だにわからんです。
バイオレンス軍団を1つにして、「赤いペンダントを狙うバイオレンス軍団VSセタ」っていうプロットの方が、よっぽど分かりやすと思うんだけど。
まあ、この映画にそういうツッコミは無用か。


んで、不死身になるはずの赤いペンダントを持ってるセタが、なんか特殊な弾丸で重傷を負う、ように見える。
見えるってのも不確定な表現だけど、そうとしか言いようがない。
だって、銃弾を喰らってもビクともしないのに、なぜか突然、その弾丸だけはダメージを与えてるんだもん。
だけど、その理由は誰も明かさないし、そもそもこれ以降その弾丸が使われることもないんだから。


んで、セタが無理矢理、女拳士マヤに「ネックレスを守れ」と強要(確かに、あらすじにも強要とある)。
それを渋るマヤに対して、謎の力(?)を使って家の中をメチャクチャにするセタ。
「わかった、わかった」ってカンジで渋々ネックレスを守ることを了承するマヤ。
なんだ、この展開は…。
あ、今気付いたけど、この家の中をメチャメチャにする力が、タイトルにある「ポルターガイスト」なのかな?


半分寝ながらだったんでハッキリ覚えてないけど。


その一方で、お互いにネックレスを入手したと勘違いしているバイオレンス軍団同士でケンカ。
なんで、そういう勘違いをするのかよく分からないけど。
だけど、このケンカは端っから勝負にならず。
だって片方はナイフしか持ってなくて、もう片方は銃を装備してるんだから。
どういうわけか強がってみせるナイフチームは、周りから撃たれまくって全員死亡。勝負にならんでしょ、最初から。


ネックレスの力によって、ちょっとトンチキ風味になってしまうマヤ。
それを心配した彼氏は、呪い師に診てもらおうとする。
なんと、その呪い師ってのが、ネックレスを狙っているバイオレンス軍団を指揮してる魔道士だった! なんじゃそりゃ。


んで、この魔道士とトンチキになったマヤなんだけど、誰がどう見てもマヤの方が邪悪に見える。
とはいえ、なんで邪悪っぽいのかは誰も説明してくれません。


マヤが診断されている間にバイオレンス軍団は、マヤの家に忍び込む。
すると、どういうわけか謎の忍者が現れて、忍び込んできたバイオレンス軍団を皆殺し。
さらに逃げるバイオレンス軍団を追いかけて、バイオレンス軍団のアジトまで突入。
んで、呪い師とバイオレンス軍団のボスを除いて、全員死亡。
トンデモない展開だ!


窮した魔道士は、伝説の魔人を蘇らせることに。
ここで期待の内臓引きずり出しシーンがあるんだけど、服の中からこてっちゃんみたいのがポロッと出てきだけでした。


んで、いよいよラストバトル。
魔道士&伝説の魔神(withゾンビ)グループ、セタとマヤグループ、忍者&マヤの恋人グループの、3グループでの3WAYバトルになる。


でも、敵の敵は味方論法でセタと忍者が共闘。
おかげで伝説の魔神は5分ぐらいでKO。弱すぎだって! もったいぶって出てきたのに!
魔道士はラスボス的存在のはずなのに、魔人がやられたからビビってクルマで逃亡を図る。
だけど、追いかけてきた彼氏がフロントガラス越しにドロップキックを放って死亡。ついでにクルマも爆発炎上! っていうか彼氏激強じゃん!


そして、ここからが本当のラストバトル。セタと忍者のバトルになるんだけど。
途中、忍者が赤いネックレスを飲み込んでしまう。
さて、どうなるかと思ったら、忍者がセタを巻き込んで爆死! 死体はどう見ても人形!!!
赤いネックレスを飲み込んだら爆発する、っていう説明はいっさいなく唐突な幕切れ。
そもそも忍者は爆発することを知っていて(セタを道連れにするために)飲んだのか、勢いでやったら思わぬ展開になってしまったのか。


自分の中では、マウントライトコーポレーションを意識して見た初めての映画だったけど。
かなり、スゴいということだけは分かりました。
今後も、マウントライトコーポレーションのビデオを探していきたいと思います。


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『女騒霊(おんなポルターガイスト) 復讐のバイブレーター』(VHS)
監督:ラトノ・ティマール
出演:バリー・ブリマ、ダナ・クリスティナ・アドベント・バングン、他


Amazonでは売ってない?


2013年2月12日火曜日

闘魂 新日本プロレスの夜明け



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1972年3月6日、大田区体育館で行われた新日本プロレスの旗揚げ戦を収めたもの。
メインはパッケージにもあるアントニオ猪木vsカールゴッチの師弟対決となっています。



『プロレススーパースター列伝』の「プロレスの神様! カール・ゴッチ編」の第5話にあるエピソードの試合です。







Anton



『プロレススーパースター列伝』文庫版11巻より





このビデオの内容をより理解するために、新日本プロレス旗揚げ前後の出来事を時系列に並べてみると―
(ソースはWikipediaより)

1966年
 豊登の誘いでアントニオ猪木が日本プロレス脱退し、東京プロレスに入団
1966年10月
 豊登と猪木、東京プロレスの旗揚げ戦を行う
1967年1月
 猪木派東京プロレスと国際プロレスの合同旗揚げ戦
 東京プロレスが事実上の崩壊
1967年4月
 猪木が日本プロレス復帰
 豊登は国際プロレスへ
1970年2月
 豊登がプロレス引退
1971年11月
 猪木が倍賞美津子と結婚
1971年12月
 猪木、日本プロレスを追放される
1972年1月
 猪木、新日本プロレスを設立
1972年3月6日(このビデオに収録)
 新日本プロレス旗揚げ戦
 会場に挨拶に来た豊登が新日本プロレスで復帰
1972年7月29日
 ジャイアント馬場が日本プロレスを脱退し、全日本プロレス設立
1973年4月
 日本プロレス崩壊
 テレビ朝日による新日本プロレスの中継番組「ワールドプロレスリング」開始
1976年6月26日
 アントニオ猪木vsモハメド・アリ
1984年?
 『新日本プロレスの夜明け 闘魂』が制作?

新日本プロレスが旗揚げしたときは、まだ日本プロレスが健在(1973年4月に崩壊)で、全日本プロレスが設立されていない(1972年7月に設立)時期でした。
ワールドプロレスリングは始まっておらず、テレビ中継もありませんでした。
プロレス者なら当たり前のことかもしれないけれど。
こういった出来事があったということを前提に、このビデオを見るとより理解が深まると思います。



1.会場風景
オープニングはイノキボンバイエ。
猪木が3ヶ月ぶりにマットに復帰とナレーションが入ります。
前年の暮れに、猪木は日本プロレスを追放されています。


1972年3月6日、大田区体育館。
新日本プロレスの旗揚げ戦に続々と観客が押し寄せます。
このときに倍賞千恵子から届いた花が映されます。
この後も、ちょくちょく観客席にいる倍賞千恵子の表情もインサートされます。


2.豊登登場
スーツ姿の猪木がリングインし、まずは旗揚げの挨拶。猪木が若い!
そして、かつての猪木の盟友豊登が、新日本プロレス旗揚げ戦のお祝いに駆けつけるという体裁でリングイン。
豊登の挨拶後、山本小鉄とユセフ・トルコに促されて、豊登が旗揚げ戦に電撃参加する運びとなります。
ナレーションでは、このようになっていたけど――東京プロレスを巡るトラブルで猪木に迷惑をかけた豊登が「テレビが放映が始まるまで」との条件付きで、自ら参戦を申し出たらしいです。


3.A・猪木インタビュー
新日本プロレス旗揚げにあたって金策で苦労した話を披露。
このインタビューは当時のものではなく、おそらくビデオ制作のころ(1980年代前半?)に取ったものだと思います。


4.山本小鉄、豊登vsドランゴ兄弟戦
豊登参戦により当初のカードが変更になる旨が会場にアナウンスされるんだけど、「取組が変更になります」と言っているのが興味深い。
日本プロレスが相撲由来の用語を使っていた名残りなんでしょうかね?


そして、タッグマッチが開始。
さすがに、この当時の試合なので今の感覚で見ると、かなり地味。
とはいえ、山本小鉄の手や足を取るムーブがヤングライオンの所作にそっくり継承されているのが見て取れます。


この試合以降、伊達けんの実況と東京スポーツ新聞の桜井康雄による解説が入るんだけど。
「1972年に行われた旗揚げ戦」を見ながら、「1980年代前半の状況に照らして解説」したビデオを21世紀になって見ているため、なんか奇妙なズレが生じています。


たとえば、猪木が新日本プロレスを旗揚げした経緯について語られるシーンでは、「猪木が自分のプロレスを追求するため」のものだと解説。
追放というよりは猪木が積極的に脱退したかのような話しぶりとなっています。


山本小鉄に関しては、80年代の鬼軍曹を想定しながらも、日本プロレス入団当時は力道山に「チビはお断り!」のエピソードが語られています。
タッグパートナーの豊登については、東京プロレスの失敗や国際プロレスでの引退について説明。とはいえ、あくまでもアングルの範囲内で語られています。


そんな感じで、試合は山本小鉄のフライングボディプレスで決着。
試合はこの一試合しか収録されていないけれど、どうやら3本勝負だったようです。


5.A・猪木インタビュー
旗揚げ戦でのゴッチ参戦について猪木が語ります。
その中で言葉を濁しながらも、外国人選手の招聘が難しかった台所事情を明かしています。


6.A・猪木vsK・ゴッチ戦
控え室で準備する猪木。そこへ試合を終えた豊登が声を掛けています。
猪木とはいえ控え室は共用だったのか、それとも豊登なら本番直前の猪木にも声が掛けられたのか。
山本小鉄はタオルを頭に乗せて、無言で立っていましたが。


んで、いよいよメインイベント。
控え室からリングへ向かう猪木の背中をカメラが追いかけます。
ボソボソと周りの付き人に話しかける猪木。
歩を進める度に、どんどん観客の歓声が大きくなっていきます。
体育館に出て、スポットライトが当たるリングへ向かっていく猪木の背中。
この一連の流れが、プロレス中継というよりドキュメンタリーを見ているかのようです。
ワールドプロレスリングが始まる前なんで、おそらくこのカメラしか猪木を撮ってない思いますが、この一連のショットはかなり格好いいです。


ちなみに、このときの猪木の入場曲はありませんでした。
元々無かったのか、音を入れていないのかは分かりません。
でも、まだアリ戦の前なのでイノキボンバイエは無かった時期です。


リングインする猪木。
白の闘魂ガウンですが、ビデオ内の解説によると猪木が闘魂ガウンを着るのは、この試合(旗揚げ戦)が初めてなのだそうです。
でも、首に巻いているのは緑のタオルでした。このころは、まだ闘魂タオルは無かった模様。


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んで、このとき猪木の付き人をしているのは…たぶん藤波辰爾(当時は辰巳)のようです。若いを通り越して幼い!


試合開始。


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今のプロレスと比べると、もちろん地味なのだけど。
それでもゴッチのジャーマンスープレックスやゴッチ式パイルドライバーが出ると、まさに神業を見てしまった気分になれます。


んで、解説の桜井康雄からゴッチの経歴が披露。
キャッチアズキャッチキャンがスタートするも、強すぎるためプロレスでは無冠の帝王というゴッチ伝説が語られます。


そんなこんなで猪木の卍固めが決まるも、ゴッチがリバーススープレックスで返してカウント3。
旗揚げ戦で猪木は敗れました。


8.試合後のA・猪木
旗揚げ戦の準備でコンディション不足でした、とリング上で答える猪木。


9.A・猪木インタビュー
インタビューの締めで猪木が拳を突き上げるけど、いわゆる「ダーッ!」とは何かが違う感じ。


収録時間は51分と短いのですが、新日本プロレスの創生期とそれ以外のプロレスとの関わりがいろいろと見て取れます。
オレ的には、「イノキボンバイエ」や「闘魂タオル」といった、知っている猪木とは違う猪木が見られたというのが衝撃的。
また当時のアングル(たとえば豊登参戦)を80年代に振り返っている様子を、今になって見返すというのも興味深いです。
リング以外にも見所があって資料的な意味でも面白いビデオでした。


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制作・著作:有限会社アニマルハウス
発売元:ビクター音楽産業株式会社
AMAZONには売ってないみたい?


2012年3月30日金曜日

金装武術電影大全 李小龍

04cover_2



とある駅近くの古本屋で見つけてきたのが、この写真のビデオ。
背には『金装武術電影大全 李小龍』としか書かれていません。
この写真だとわかりづらいと思いますが、これは明らかにカラーコピーをパッケージに入れてるだけなんですw
しかも、英語と中国語(たぶん繁体字)しか書かれてない。
どうやら『The Best Martial Arts Films』というようなんだけど……。
なんという怪しさ、しかも中古なのに2500円もするし!
3分ぐらい悩んだあげく、買ってしまいました。



04body 家に帰ってきて、パッケージを開けてみると、市販のビデオ(SONY製)にカラーコピーのシールを貼ってるだけでした! これ、海賊版www
ってか、こんなもん普通に売るなよwww


「中身は大丈夫かな?」と少々不安でしたが、ちゃんとダビングされていて、中身を観ることができました。
全編英語で中国語の字幕だけどな!


中身はというと、香港のカンフースターを中心に洋の東西のアクションシーンを編集したもの。
英語のセリフだけど中国語の字幕のおかげで、だいたい何を言ってるかわかります。
ってか、ほとんどセリフはなくて怪鳥音ばかりだし。


「李小龍」って書いてあるのに、ブルース・リーの出番が極端に少ないのは、お約束でしょう。
でも、アンジェラ・マオとか西脇美智子とかがフォローされてるのに、リー・リンチェイが出てないのは、制作がゴールデン・ハーベストだから? それとも政治的なアレが働いたのか?
まあ、動いてる関徳興(元祖・黄飛鴻俳優)をはじめて見れたりしたんで、まあまあ良かったです。


なお、このビデオは『ストロンゲスト 史上最強の映画スターは誰だ!?』というタイトルでDVD化されてました。


04back

『金装武術電影大全 李小龍』


ストロンゲスト~史上最強の映画スターは誰 [VHS]
価格:¥ 16,590(税込)
発売日:1992-09-09


2012年2月7日火曜日

第1回 骨法の祭典

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パッケージより
11.13戦慄の格闘技、誕生!

骨法というと、オレにとっては『スーパーファイヤープロレスリング』のカイザーです。
元々、獣神サンダーライガーのファンなオレなんですが、それを模したカイザーのピヨり掌打→浴びせ蹴りのコンボが強すぎるのなんの。
そもそも「掌打とか浴びせ蹴りって何なのさ?」「どうやら骨法という武術の技らしい」「ライガーや船木が体得してるって」「骨法、スゲーよ!」といったカンジで盛り上がっていたところへ、週刊プロレスに骨法の堀部師範が登場し一気にオレの中での骨法指数が跳ね上がったもんです。

んで、このビデオは1993年11月13日に後楽園ホールで行われた、骨法の興行の第一回目です。
週刊プロレスのベースボールマガジン社が協力しており、このビデオも週刊プロレスビデオ増刊vol.2として発売されています。

現在の骨法を取り巻くアレやコレはオレ的にはわりとどうでもよくて、当時の骨法熱にうなされたボンクラがこのビデオを見たという感想です。



まず、オープニングに雅楽の演奏。興行でも最初にこの演奏があったんでしょうかね。
それから堀部師範、ベースボールマガジン社の社長のスピーチが続きます。


そして試合の前に、まずは骨法とは何かというデモンストレーション。
ここのデモンストレーションが、かなりカッコイイです。
もちろん、今の総合格闘技の感覚で見ると、技術的にアレなのかもしれないけど。でも、オリエンタルな決まり手などが独特でいいです!


そして、試合。
パッケージ裏に試合結果が書かれているけど…。
ちなみに本数勝ちとはポイント決着、即時勝ちとはKO勝ちのことです。


第1試合
小澤賢(7-3 本数勝ち)町田誠一郎


第2試合は無し


第3試合
北條誠(8-2 本数勝ち)霄洋明


第4試合
大原学(4-2 本数勝ち)角田健二


第5試合
小柳津弘(即時勝ち)小森谷衛


第6試合
小笠原賢一(10-4 本数勝ち)阿部一英


最優秀選手決定戦
小柳津弘(即時勝ち)北條誠


骨法の技術的なこととかは全然わからないので、なんとも言えませんが…。


まず、全体的に地味です。プロのショースポーツと比べると、ですが。
入場曲のようなものはなく、試合用のコスチュームが全員同じ。体格的にも際立った特徴があるわけではないので、いわゆるプロレス的なショーの要素はないです。
骨法がそういうショースポーツを志向したものではないので、当然といえば当然なんでしょうが。ただ、どうしても地味な印象でした。


試合展開は掌打から始まり、間合いを取って関節技へ、というものばかりでした。
細かい技術的な見方をすると違うのかもしれませんが、シロートのオレが見てると全試合同じような展開でした。
しかもロストポイント制ではないので、どんなにポイント差があっても10分間は戦い続けるっていうのも間延びしたカンジでした。
これもショースポーツじゃないんだから、といってしまえばそれまでなんですが。
とはいえ、週刊プロレスビデオ増刊として見てしまうと、やはり地味と言わざるを得ませんでした。
どうしてもファイプロのカイザーが入口だっただけに、浴びせ蹴りで即時勝ちとかを期待しちゃうんですよ…。


入場曲はありませんでしたが、ビデオが終わる時のエンドロールで流れる骨法のテーマ?はよかったです。
「ケンカケンカケンカ、ケーンカ!」


08back
『第1回 骨法の祭典』
監修:堀部正史
企画・製作・著作:株式会社ベースボールマガジン社


骨法の祭典[ビデオ]
価格:¥ 4,893(税込)
発売日:1993-12

2012年1月15日日曜日

モモコ

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パッケージより
わたしモモコは現役女子大生。実はある男を探すため「クリスタル」っていうファッションヘルスのお店で働いてるの。ちょっと危険な男。だから、とっても危ない目に遭うと思うけど、持前のガッツと鍛え抜いたこのボディで切り抜けていこうと思うの、応援してね!



この『モモコ』、パッケージだけ見るとOVA的なイメージなんですが…。
OVAではなくて「オリジナルCVP」です。
オリジナルCVPというものなんだけど、コレは何かと思ってパッケージを読んでみると――



パッケージより
CVP(コミック・ビデオ・ピクチャー)とは
アニメ(静止画)と実写の合成作品。
アニメーションでは不可能なカットを実写との合成により迫力のある映像にする新手法。



――とのこと。
ググって見たけれど、これ以上の情報もなし。
まあ、ようするに背景が実写取り込みになってるOVAみたいなもんだろ、と思って買ったら……大間違いでした!



以下ネタバレするほどもなく感想へ。



オープニングは、実写による街並みやバイクの運転シーンとか、雨のシーンが挿入されてます。
んで、人物のクロースアップになると―― アニメ絵の一枚絵(静止画)を、カメラの前で前後左右に動かしたり拡大縮小(アニメ)して、それに合わせて声優(超棒読み聞いてるだけで死にたくなる)がセリフを喋るのだ。
これ、なんてパワーポイント? ってか、パワポだってもうちょっと良い仕事してるよ!


んで、実写とアニメの合成っても、立ち小便の滴だけが本物の水という超絶なくだらなさ。
しかも、基本的に静止画なんで、早送りすると何をやってるのかさっぱりわからない(ずっと止まった絵が出てるだけなのな)!


さらに、話の中身もアホ過ぎ。
主人公のモモコは、女子大生にして風俗嬢(お色気シーンあります。静止画ですが)だけど処女で、しかも空手の達人。んで、弟を殺した謎の男を捜しているという、すごいのかすごくないのかよくわからん設定。
そのモモコに熱を上げたストーカー(しかもラストで仲良くなる)や、実の娘(=モモコ)に欲情する父親、その夫に呆れて心中する母親など、電波ゆんゆんなお話。
そして、モモコが物語の最後には必ず全裸で水に飛び込む、というサービスが加えられています。


あまりにもくだらなすぎて780度ぐらい回転して、ほんのちょっと面白いかもと感じてしまうかも。
それと同時に、アニメってのは動きがあるから面白いんだなと、心底思い知らされた。
一話24分しかないんだけど、うんざりするほど退屈です、これ。


クラリオンソフトから出ているビデオなんで、モモコも一応クラリオンガールなんすかね?


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『モモコ』
声:鵜飼貴子、永井政春、他
製作元:クラリオンソフト株式会社/国際放映株式会社
販売元:クラリオンソフト株式会社


Amazon的にはアダルトコンテンツとして扱われているようです


モモコ(1) [VHS]
価格:¥ 9,991(税込)
発売日:1989-11-10

2012年1月10日火曜日

ザ・ショックス3 アメリカの憂鬱

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Wikipediaによると、この「ザ・ショックス」というシリーズは、日テレ系の「世界の決定的瞬間」や「カメラが捉えた決定的瞬間」といった番組というか、企画の一部だったようです。
確かに、パッケージ裏に「企画協力:日本テレビ放送株式会社」とあります。
そういえば昔って、けっこうアレな決定的瞬間のテレビ番組ってやってたな~。



その後、映画版「ザ・ショックス~世界の目撃者~」が作られ、ここで「ザ・ショックス」という名前が出てきます。
映画版を経て、やがてビデオ専門となっていたようです。
この『ザ・ショックス3 アメリカの憂鬱』は、そのビデオ版の第3弾ということのようです。
この辺のことはWikipediaに、きちんとまとめられています。



この『ザ・ショックス3 アメリカの憂鬱』は中古で見つけたんですが、ナレーションが田中信夫にグッとキたんで買っちゃいました。
(田中信夫といえば水曜スペシャルとか警視庁24時シリーズ)
そして、なぜか黒木香ってところが時代を感じるな~。


冒頭の無意味なカットバックがたまらなくウザいんですが。
田中信夫のもっともらしいナレーションのおかげで、なんとなくそれっぽく見えるから大したもの。


んで、アメリカは銃社会でバイオレンスの国だ云々……って話になって。
暴力から身を守るには自衛が必須であり、それはシスターとて無関係ではいられない、となって何故かシスターが大量に登場。
そして、シスターたちが一斉に空手の演武を始め、板割りをやったり、合気道の乱取りをやったり。どこの暴力教会だよ!
極めつけはシスターの跳び蹴り(パッケージ裏に写真有)。かなりシュールな映像で爆笑できます。


そして、暴力→シスターと展開して、なぜかキャットファイトへ。
いつになったらショックシーンになるんだろう……と思っていたら、いつの間にか終わってました。
全編見てみたけど、いわゆるショックメンタリーなシーンは皆無でした。
っていうか、Wikipediaにも「決定的瞬間のようなシーンは、殆ど無い。」とありました。


アメリカの奇妙な風俗というか、流行モノの映像を集めてみたって程度のものです。
ちっともショックじゃない(せいぜい、入れ墨を入れるところが痛そうなぐらい)。
しかも、たいていがオッパイ付きという低俗の極み。
そういう意味では、ヤコペッティの夜モノ系の流れをくんでる(=一応、モンド系?)といえるかも。
あ、黒木香はお色気系ナレーション担当です。


とりあえずサービスショットは満載なので(だいたい、半分ぐらいはエロネタ)そういうのがお好きならオススメできるかも。
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『ザ・ショックス3 アメリカの憂鬱』
声:田中信夫、黒木香


企画協力:日本テレビ放送網株式会社、東和プロダクション
日本語版製作:株式会社バップ


ザ・ショックス3 アメリカの憂鬱
価格:(税込)
発売日:

2012年1月3日火曜日

格闘シュート戦争!!虎の穴

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パッケージより
初代タイガーマスク佐山聡のシューティングの歴史が今、明らかに!! 藤原嘉明とイランの怪物ボクサーイサマル・チャンガニーと異種格闘技戦は生死を賭けた戦いとなった!!



「格闘シュート戦争」というタイトルに、シューティングのグローブをした佐山。
このパッケージだけを見ると、シューティング(現 修斗)が主催した大会のビデオなのかな、と思ったりするんですが。
実際には、1988年4月2日に行われた梶原一騎の追悼興行 格闘技の祭典の第1回を収録したものでした。



このビデオに収録されているのは、
・佐山率いるシューティングの選手達によるデモンストレーション
・サガット・ボンタウィンVSラクティ・ムンスリン(ムエタイルール)
・サムラン・サック・ムンスリンVSベッダム・ルウボライ(ムエタイルール)
・藤原喜明VSイサマル・チャンガニー(異種格闘技戦)
事実上3試合です。



パッケージの表には、藤原が石川雄規と戦っている写真もありますが、そういうシーンはなかったです(っていうか、履いてるパンツも違うし…)



ビデオの内容に入る前に、ちょこっと第1回 格闘技の祭典についてググってみたんですが。
格闘技の祭典というだけあって、実際にはシュートボクシング、空手、プロレスなど合計26試合が行われていたようです。
この大会の詳しい観戦記なども、こちらのサイトに書かれています。
【バトル千一夜】



パンフレットもあり、そこでは空手が大きく扱われ、馬場やブッチャー、タイガーマスクといったそうそうたる顔ぶれが並んでいます。
【コレクション博物館】



それなのに何故、このビデオには前述した3試合だけしか収録されていないのか…?
いろんな団体が絡んでいるんで、権利関係が複雑だったんでしょうか?
今となっては、ネットで調べてみてもあまり資料はなく、どういう事情だったのかはわからなかったです。
当時のプロレス雑誌などに当たってみれば、何かわかるかもしれません?



ちなみに若手時代の小橋健太(現 小橋建太)が、この大会に出ている映像もあるようです。
なので、これとは別に第1回 格闘技の祭典のソフトがあるのかもしれませんね。



とまあ、そんなカンジでネットで調べてみた情報も少し加えながら、以下に感想文です。



まず最初に、昭和63年4月2日に開催された格闘技の祭典であることが表示されます。
主催はWKA世界空手道連盟、後援は東京スポーツ新聞社。


シューティングのデモンストレーション
アイ・オブ・ザ・タイガーに乗って佐山聡が登場。
このときリングは全日本プロレスのものを使っているので、文字どおり佐山が全日本のリングに上がるという光景になっています。
この大会のメインイベントに登場する(このことはビデオ内では語られていないが)2代目タイガーマスク(=三沢光晴)と、リング上でがっちりと握手。
2代目タイガーへ社交辞令の佐山に対し、「ええ、まあ…」みたいなカンジで照れているのかノリ気じゃないのか、ビミョーなカンジの2代目タイガーマスク。


その後、シューティングの選手達によるトレーニング風景。
佐山のローリングソバットは凄まじく、明らかに会場の空気と温度が変わったのが映像でもわかります。
とはいえ、ここで佐山は足を負傷した模様。
スパーリングもあったようだけど軽くこなしただけで、シューティングの他の選手に替わってもらっています。


修斗の公式サイトによると1986年にアマチュアの競技大会を、1989年にプロの大会を始めたとあります。
1988年ということは、ちょうどプロの興行を打つための準備をしていた時期なんでしょうか。
もしかするとプロのリングに上がっていた選手も、このデモンストレーションに参加していたかもしれませんが、不勉強のためそこまではわかりませんでした。


サガット・ボンタウィンVSラクティ・ムンスリン(ムエタイルール)
サムラン・サック・ムンスリンVSベッダム・ルウボライ(ムエタイルール)

申し訳ないけど、当時のムエタイ選手に関しては当方全く知識がありません。
どうして、このカードが組まれたのかもわからんのですが、当時は有名な選手同士の対決だったのでしょうかね?
ちなみに試合は、サガット・ボンタウィンがTKO勝ち、ベッダム・ルウボライが判定勝ちとなっています。


藤原喜明VSイサマル・チャンガニー(異種格闘技戦)
イサマル・チャンガニーがすでにリングに上がった状態から映像がスタート。
藤原の登場に、会場は大藤原コール。
このときの藤原がリングに上がる光景なんですが――所属は新日本プロレスとなっているけど、UWFのジャージを着ており、しかも全日本のリングに上がっています。
Wikipedia等で調べてみると、第2次UWFの旗揚げが1988年5月12日となってます。
1988年4月2日の時点では、UWF勢が新日に出戻っていた時期だったので「所属は新日本プロレス、ジャージはUWF」だったのかな、と思います。
んで、この大会のリングを提供したのが全日本プロレスだったので、新日本プロレスの看板を背負った藤原が全日本のリングに上がるという光景になったのでしょう。


ちなみに藤原のセコンドには、やたらと身体が分厚い選手が二人付いています。
「バトル千一夜」によると、新日に所属していた頃の船木誠勝と山田恵一だったようです。
現在になって改めてこの映像を見ると、いろいろと感慨がひとしおとなります。


イサマル・チャンガニーについては、よくわからなかったです。パッケージには「イランの怪物ボクサー」とあるのに、キックもできる選手のようでした。


試合序盤は、チャンガニーのパンチに藤原がうまくタックルを合わせて、ダウンを奪ったりします。さらに打撃をこらえながらも、何度もタックルでダウンを奪っていきます。
一方のチャンガニーもパンチで藤原を追い込んだり、亀状態の藤原に膝を見舞うなどしたんですが…。
ダウンを取られるたびにチャンガニーが、さっさとロープにエスケープし、藤原も決めきれないので、それ以上試合が続かない…。
むしろ、終盤はこの繰り返しでした。
ルールが明示されていないのでわからんのですが、ロープエスケープは何度でも有りだし、特に減点とかにもならないようです。
結局5ラウンドでは決着せず、観客の「延長」コールも空しくドローで試合が終わり。
スカッとした決着を望んでいた観客的には、物足りないカンジだったでしょうね。


以下、ネットで調べてみた余談なんですが…。
このビデオの発売元にある、日本ビデオ販売株式会社といえばビデオ安売王の会社です。
このビデオの装丁とかパッケージも、ビデオ安売王ブランドのものと同じです。
でも、ビデオ安売王のマークは付いていません。
ビデオ安売王のビデオとして作られてるわけではないようです?
パッケージの下端に「WKA-004」とあるので、これは世界空手道連盟ブランドのビデオっていうことなんでしょうか?
ネットで調べた程度は、あんまりよくわかりませんでした。


07back
『格闘シュート戦争!虎の穴』
製作元:WKA世界空手道連盟
発売元:日本ビデオ販売株式会社


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2011年12月25日日曜日

ノストラダムス 1999世紀末大予言! 1 実証篇

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パッケージ表より
予言は人類最後の
シナリオへとむかっている
ノストラダムスの真の予言
いま真実をここに実証する



パッケージ裏より
ノストラダムスの予言が的中していることに目をそむけることなかれ。事実こそが、予言の真実を証明している。あの湾岸戦争も、あのチェルノブイリ原発事故も、ドイツ統合も彼は予言していた。
今からおよそ500年前、1503年12月14日、フランスに生誕したノストラダムスは、1000にも及ぶ予言を「諸世紀」におさめた。描かれた未来像はすでに遂行され、残る予言も刻一刻と人類最後のシナリオへとむかっている。
ノストラダムスの真の予言。いま、その真実をここに証明する。



今となっては懐かしい、ノストラダムスの予言ものです。
とはいっても、実はどういうテイストなのか見るまではよく分かってませんでした。
『ノストラダムスの大予言』という偉大な(?)先達もあるので、いわゆるパニック映画なのかな? なんて思っていたんですが……。



「ノストラダムスは知っていた!」というイントロから始まって、「諸世紀」の一説が引用されます。
それから各テーマごとにニュース映像をまとめ、もっともらしいナレーションを付ける、というドキュメンタリーの体を取っています。
最近だと、池上彰さんが出てるようなニュースまとめテレビ番組的なカンジというか。


扱われているテーマは、
・湾岸戦争
・イラン・イラク戦争
・ソ連軍のアフガニスタン侵攻
・ベルリンの壁崩壊
・東欧の民主化、チャウシェスクの最期
・フィリピン政変、マルコスの末路
・天安門事件
・韓国の民主化運動
・チェルノブイリ原発事故
・地球の飢餓
といったところ。


こう書くと、見ているもののインテリジェンスをちょっと刺激しそうな、プチインテリ系環境ビデオな感じなんですが。
ところが映し出される映像には、ちょいちょい死体のものが入ってきます。
初期のジャンクレベルで、あからさまにグロい! っていうのはないんですが。
テーマからして、そういうのは期待していなかったし。そういう雰囲気もなかったので、唐突にインサートされる死のショック映像には、こちらが身構える余裕も与えてくれないので、わりと引きます。


ちなみにタイトルに実証篇とありますが。
「ノストラダムスの予言がいかに当たっていたか!」っていうのを、数々のニュース映像を見せることで、「ほら、こんなに当たっているでしょう?」みたいに実証してみせる、ということらしいです。
とはいえ映像を見ただけじゃ、予言の通りだったのかどうかは良くわからんのですが…。


ところで扱われているニュース映像は、わりと政変とか紛争とか同系統なカテゴリーなのに。
最後だけ「地球の飢餓」っていう漠然とした、これまでとは違う系統のカテゴリです。
しかも取って付けたように「この饑餓問題を克服できなければ、ノストラダムスの予言が成就されるだろう~」的な締めでエンド。


予言って成就されるものなのか? というツッコミはさておいて。


もっともらしいナレーションに文明批判、だけどグロ映像というこの作り方は、まさにヤコペッティの系譜を継ぐモンド映画そのものでした。
足りないのは、エロだけ。
っていうかエロが皆無(全く出ません!)なので、ハッキリ言ってみていてつまらんです。


ちなみに、これには天災のショック映像を集めた続編もあるようです。


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『ノストラダムス 1999世紀末大予言! 1 実証篇』
発売元:株式会社ホールマン・オフィス
販売元:東芝EMI株式会社


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2011年12月23日金曜日

無惨画

パッケージより
この作品はJVD製作のオリジナル・ドキュメント・ビデオです。TVなどの一般メディアでは報道を自粛せざるを得なかった異常猟奇犯罪にスポットをあて、病める現代社会の隠された真実に意欲的な作品です。この作品には、一般映像倫理に抵触すると思われる場面が多数登場します。御家庭での視聴に際しましては十分な御配慮の上、御鑑賞ください。



タイトルは「むざんえ」と読みます。



「AVギャル殺人ビデオは存在した!」という、スナッフフィルムの存在をほのめかす煽り文に思わず買ってしまいました。
パッケージ裏の解説文も、なんともそれらしい作りだし。



以降、ネタバレしながら感想文です。
なお、この映画はモンド系なんでパッケージも「続きを読む」をクリックしないと表示しないようにしています。



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「AV女優が被害者になったスナッフフィルムの存在を追跡する」というドキュメンタリーの形式を取っています。
多くのメタドキュメンタリー系の冒頭部(我々は未開部族を追ってアマゾンへ向かった~的な部分)を組み込んでいるといったカンジ。
んで、AV女優の関係者にインタビューをしながら、ついにはスナッフフィルムを入手する、ってのが前半部のパートです。
このへんの作りは、報道系ドキュメンタリーの作りを模倣していて、臨場感っぽいものがあります。
何よりも特筆すべきは、殺人描写がいっさい無いのに、それなりの緊張感を保ったまま尺を持たせているという点。

そして、ついに噂のスナッフフィルムを入手。
このスナッフフィルムと一緒に、犯人からの犯行声明文が送られてきます。
声明文は犯行の有り様を刻銘に綴っていたっていうんだけど、便せんの枚数の割りには、記述が多すぎるのはご愛敬か。

んで、ついに核心。その前に"WARNING"が表示されます。
報道の使命とか知る権利など、安っぽい忠告文を入れた後に殺人描写。
「え?」って思うほど、淡泊で短い描写。しかも、モザイク入り。
パッケージを確認すると、1999年作。もう、この時代は、このぐらいの描写しかできなかったんでしょうか?
ギニーピッグ的なのは無理だった?

でも、ここで終わりません。
さらにドキュメンタリー制作者達は、フィルムに写っていた手掛かりを元に、スナッフフィルムの制作者を捜し出そうと試みます。
犯人の車やナンバープレートも写ってるのに、何故かそれには目もくれずに、ひたすら映像を解析。
そして、ついに犯行現場とおぼしき場所を特定、そこへ急行だ!

ここから先はネタバレも含むんで、未見の人は注意してほしいけど。

犯行現場をウロウロしていたら、犯人に拉致されてるレポーター。
ついにはレポーターも犯人に虐殺されそうに――このへんは『食人族』系の「実はフィルムが残っていた~」的な展開。
ところが実は、これが全部ヤラセでVシネマの撮影だったということが分かる。
冒頭の報道的な部分から、ここまで全部、Vシネの劇映画だったというわけ。
『食人族』が食人ドキュメンタリーのメイキング部分を暴いたメタドキュメンタリーだとすれば。
この映画は、そのメタドキュメンタリーの撮影過程を暴いた、メタモンド映画といったところだろうか。

その後、レポーター役の主演女優と、映画監督が諍いを起こして、カメラの前で殺人事件が発生。
結果的に、「AVギャル殺人ビデオは存在した!」ということになる。

残虐描写の規制が厳しくなった時代にあって、それを逆手にとって残虐描写を徹底的に隠す。
残虐ドキュメンタリーの作成手法を踏襲しながらも、最初は「スナッフフィルムのありかを探る」という取材部分からはじめ、「スナッフフィルムは作り物でした」というオチで終わらせるという常識破り。
上記の点でわりと斬新だったのは、けっこうイイ感じだったかも、と思いました。

とはいえ、「血まみれ」描写のほとんどが生理中の女とのセックス(もちろん、これも作りもんだけど)ってのが、相当に不愉快。ってか、キモい。
それと、チープなサスペンスが、わりとゲンナリするかも。


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『無残画』
監督:山内大輔
出演:江本友紀、北千住ひろし、神戸顕一、サーモン鮭山、おくの剛、平川ナオヒ、他

発売・販売元:株式会社ジェイ・ブイ・ディー



無残画~AVギャル殺人ビデオは存在した!~ [DVD]無残画~AVギャル殺人ビデオは存在した!~ [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2007-01-12